「目は口ほどにものを言う」とはよく言ったもので、人の視線は言葉以上に正直者。心理学セラピストのリチャード・バンドラー氏と言語学者のジョン・グリンダー氏は、「神経言語プログラミング」という学説のなかで、人は何を考えているかによって視線の方向が決まることを提唱しました。たとえば、正面から見て「左上」に視線がいく場合は、「何かを生み出そうとしている」とき。つまり、想像力を働かせているので嘘をつこうとしていると捉えられます。また、「右上」を見ているときは、「何かを思い出そうとしている」とき。つまり、記憶を探っているので本当のことを言おうとしているときだそうです。もちろん個人差はありますが、相手の目を見て話すことは、そういう意味でも大切なのかもしれませんね。
参考書籍:10秒で相手を見抜く&操る 心理術サクッとノート