好感を持たれる自己紹介のテクニック

社会に出ると人との繋がりが増え、自己紹介をする機会が増えるかと思います。皆さんならどんな自己紹介をしますか?自分を売り込むことが大切な場面でもあり、当然自分の優れた部分をアピールする方も多いかと思います。ですが、これは心理学的では「ワンアップポジション」を形成すると言い、良くない場合があります。確かに自分を売り込むために長所を伝えるのはとても大切なことです。しかし優れた点ばかりを話すと無意識に「自分の方が上」だというふうに相手に伝わってしまい、見下されたように感じる人もいます。一方で、名前や仕事、趣味など基本的なことを端的に話すと差し障りがなく無難ですが、事務的になってしまい相手の記憶に残ることが難しくなります。そこで好感の持てる大事なポイントを押さえておきましょう。無理のない範囲で、少し自虐ネタや誰もが共感してくれそうな失敗談などを織り混ぜることで、親近感が湧き好感を持たれやすくなります。良い点と悪い点のバランスを心がけてみてください。

参考書籍:仕事が思い通りにできる心理術