目の動きで相手の考えが読める!?

多くの人は、過去のことを思い出したりイメージする際に、眼球が左上(正面から見て右上)に動く傾向があります。また、「将来どうなりたいか」というような、未来のことをイメージする際は、眼球が右上(正面から見て左上)に動きます。このように、目の動きで相手の考えをある程度予測することを、「アイ・アクセシング・キュー」と呼びます。たとえば、お客様に商品説明をした際、お客様の眼球が右上(正面から見て左上)を向いた場合は、「これを使ったらどうなるのか」と、購入を検討しているときに見られるしぐさの一つだと言えます。さらに、気に入ったものを手にしているとき、人の瞳孔(黒目)は大きくなります。ちなみに、上司や部下、あるいは家族などの瞳孔が以前と比べて小さいときは、ストレスが溜まっている可能性があるので要注意。そんなときは、ひと声かけてあげることが大切かもしれませんね。

参考書籍:仕事が思い通りにできる心理術