「広大な敷地面積なんです」と言われてピンとこなくても、「東京ドーム〇個分の敷地面積なんです」と言われると想像力がふくらみ、「すごい広いですね!」と感銘を受けることってありますよね?そう、具体的な数値があればあるほど、説得力が増していくのは確かなこと。たとえば、相手を説得するときは、「たくさん節約できます」と言うよりも「1年で〇〇円、10年だと〇〇〇〇円の節約になります」や、「バケツ〇杯分のムダがなくなります」のほうが魅力的に伝わります。このときに示す具体的な数値は、相手がイメージしやすいものがポイント。「500mlペットボトル1本分」などという例もわかりやすいでしょう。数字は相手の理解を促すもの。会議やプレゼンなどで伝えたいことを説明するときに、ぜひご活用ください。

参考書籍:10秒で相手を見抜く&操る 心理術サクッとノート