ストレス発散や解消法として、「とにかく誰かに聞いてもらう」という人は多いのではないでしょうか?とてもシンプルな方法ですが、ストレス軽減のために「話す」というのは、理にかなった行為でもあります。たとえばストレスとは、ボールに圧力(プレッシャー)がかかり、そのままいけば破裂しそうな状態のこと。破裂を防ぐにはボールの中の空気(エネルギー)を少しずつ外に出す必要があります。人間のストレスもこれと同じで、ため込んでしまうと、心身のバランスが崩れてしまうため、たまったストレスを外に出すことが大切です。その手段の一つが、「話す」こと。とはいえ、「人に話してどうにかなるものではない」という方もいらっしゃるでしょう。確かに話したところで外側の現実は変わらないかもしれませんが、自分の内側は、少しは楽になるかもしれません。圧力のかかったボールが破裂してしまわないよう、話す以外にも運動をしたり、泣いたり笑ったりするなど、エネルギーを外に出すことが大切です。
参考書籍:仕事が思い通りにできる心理術