平成30年度 第91回 近畿9人制バレーボール総合女子選手権大会

5月20日（日）ES社体育館にて第35回近畿実業団9人制バレーボール選抜女子優勝大会が開催されました。
本大会は、近畿地区の実業団3チームにプラスして招待チームとして岐阜県からイビデンレグルス、三重県からパナソニックES津アドバンスが参加し、全5チームでの試合となりました。
第1試合目は、ES津アドバンスと対戦。スタートから市川選手のスパイクが冴え渡り7−3と点差をつけ、中馬選手のブロックポイント、小林選手（新人）のサーブポイントなどで点数を重ね、21−9で1セット目を先取します。2セット目は1点目を取られるものの、ライト側の新人小林選手・奥野選手の活躍もあり7連続、6連続得点で相手に差をつけそのまま一気に勝負をかけ、21−5で1勝をあげました。

第2試合目はイビデンレグルスと対戦。1セット目出だしから点の取り合いとなり、中馬選手のＡクイックが決まれば、相手の時間差攻撃で決められ、小林選手（新人）のサーブポイントが連続で決まると相手も強弱を使い分けたスパイクで応戦し、なかなか思うように試合を進めることが出来ませんでした。終盤までシーソーゲームとなり、20−18で後1点の所で連続失点をしてしまい、20−21と追いつかれてしまいました。市川選手がクロスに強烈なスパイクを放つも、相手のライトからの攻撃を止めることが出来ず、23−25で1セット目を落とします。
2セット目に入り、奥野選手（新人）が咄嗟の判断でダイレクトスパイクを決めるなどして得点を重ねるも、11−11とまたしても前に出ることが出来ずそのままセット終盤へと進みます。14−13で1点リードするもここで痛い5連続失点を喫します。絶体絶命のピンチを迎えますが、山端選手のブロックポイント、強弱をつけたスパイクで救われなんとか同点までこぎつけます。相手も簡単には点数を取らせてくれませんが、粘り強く守備陣（樽岡主将・前田選手・田川選手（新人））がボールを繋ぎ、最後は小林選手の力強いスパイクと山端選手の時間差攻撃で2連続得点をし、苦しい2セット目を取ることが出来ました。
3セット目はスタートから2セット目の勢いを止めることなく、奥野選手・中馬選手と連続でブロックポイントを重ね、更には小林選手のブロックアウトや市川選手のフェイントで追い討ちをかけ21−11でなんとか競り勝つことが出来ました。

決勝戦では、デンソーテンレッドフェニックスとの対戦です。相手のペースでスタートした1セット目、市川選手のスパイクでなんとかくらいつくも、こちらのミスやツースパイクなどで点数を離され中盤に入ります。
中盤に入り、またしても市川選手が相手のブロックをうまく利用したスパイクで得点をし、そのプレーを皮切りに中馬選手・奥野選手（新人）も続きます。11−11と並び、もう1点が欲しいところでしたが、再び点数を離され15−18と更に点差が広がります。山端選手・小林選手（新人）のスパイクで点数を取るも、17−21で1セット目を落とします。
2セット目に入りいきなり連続得点を許し、一気に点差を広げられます。4−10と大量リードされるも、重宗選手のツー攻撃から始まり３連続得点をします。しかし、ノリに乗っているレッドフェニックスを止めることが出来ず、9−21でストレート負けを喫しました。
ES社体育館での試合ということもあり、たくさんの従業員の方に応援に駆けつけていただきましたが、力及ばず準優勝という結果になってしまいました。この負けを無駄にすることなく残りの前半戦の試合を戦い抜けるよう練習に励みます。

大会当日は、たくさんの方に会場まで足を運んで頂きありがとうございました。
残念ながら、今大会優勝することはできませんでしたが、
新チームとしての課題、また選手1人1人の課題を改めて認識することができた大会になったと思います。
今回の敗戦を糧にし、6月から開幕するV9チャンプリーグにむけ、大会1戦1戦を通して
チームの繋がりをさらに深め、リーグ4連覇を目指して頑張りますので、
今後とも暖かいご声援をよろしくお願い致します。