平成29年度 全日本9人制バレーボールトップリーグ 第3回 V9チャンプリーグ 大分大会

5月5日（金）・6日（土）の2日間、日田市総合体育館にてチャンプリーグの開幕戦が行われました。
昨年震災の影響で急遽会場が変更になり、1年越しの大分県日田市での開催となりました。
鹿児島銀行主将の選手宣誓でもあったように熱い熱い戦いとなりました。

チャンプリーグ初戦は、イビデン レグルス（岐阜県）との対戦です。
試合開始早々、樽岡選手の2連続サーブポイントが決まり、ここから流れを作ったブルーベルズは津田選手のライトからの攻撃や重宗選手のツーアタックなどが次々決まり、12-6とリードを保ちつつ中盤に差し掛かります。相手の両サイドからのブロックアウトに対応出来ずなかなか点数を取ることが出来ないまま19-14と点差は縮められてしまいますが、序盤のリードを守り抜き、21-15で1セット先取しました。
第2セット目、中馬選手・内藤主将のブロックポイントなどで序盤から引き離しにかかります。7-6まではなかなか前に出ることが出来ませんでしたが、甲斐選手のAクイックが決まりここから3連続・5連続・6連続得点を重ね、途中交替で出場した市川選手のブロックポイント、スパイクポイントの活躍により、最後は21-8で2セット目も連取し、チャンプリーグ1勝目をあげました。

2戦目は、初戦でマツダとの熱戦を制し波に乗っている鹿児島銀行（鹿児島県）との対戦です。
ブロックをうまく利用され相手の流れに乗せられ、出だしは完全に鹿児島銀行のペースでしたが、この流れを止めたのが内藤主将！レフトからインナーへの強烈なスパイクを打ち込みブルーベルズに流れを引き寄せここから怒涛の7連続ポイント。相手のミスなどにも助けられ、15-11とリードをすることに成功しました。南部選手のブロックポイントや中馬選手の力の抜いたスパイクで点数を重ね、最後は21-13で第1セットを取りました。
第2セットは序盤から攻めの姿勢を見せ、須藤選手のサーブポイントや津田選手のブロックアウトなどで12-2と大量にリードを広げます。試合終盤になっても手を緩めることなくレシーバー陣（樽岡選手・須藤選手・伏見選手）の粘り強い活躍により、長いラリーも制し、最後にメンバーチェンジでコートに入った西出選手のAクイックで21-9、リーグ2戦目も勝利を収めました。

大分大会最後の相手は、今年度からサブネームが付いたマツダ クロス・ナイン（広島県）との対戦です。
第1セット目は樽岡選手・重宗選手共に2本のサーブポイントを決め、8-2とリードします。簡単なミスやオーバーネットを誘うスパイクにやられ点差が縮みますが、南部選手の活躍により14-8とリードを保ちます。19-10と試合の終盤になり、相手チームからのライト・Aクイックなどの攻撃を止めることが出来ず19-14と迫られますが、最後はやはり南部選手渾身のスパイクを叩き込み21-15で第1セット逃げ切りました。
第2セット目はスタートからミスも続き、9-9までシーソーゲームが続きます。しかし、ここからが前回王者ブルーベルズ、甲斐選手のAクイックを皮切りに中馬選手、南部選手と中3枚の攻撃が冴え渡ります。一気に突き放したいブルーベルズは司令塔重宗選手の巧みなトスワークで相手ブロックを翻弄し、スパイカー陣のパワーを最大限発揮させます。
終盤では今セットチーム初となる伏見選手のサーブポイントで得点を重ね21-17で開幕3連勝を飾ることが出来ました。

無事に大分県でのチャンプリーグ開幕を迎えられましたのも準備等でお手伝いして下さった日田検診の皆様、日田市バレーボール協会の皆様のお力あってのことです。1年越しに開催することが出来て本当に良かったです。
まだまだ長い戦いにはなりますが、この勢いそのままに水の都大垣大会・神戸大会で勝ち数を伸ばし、必ず3連覇を達成したいと思いますので、引き続き御声援の程よろしく御願い致します。
また、試合の時にはブルーベルズtwitterにて速報を更新しておりますので、合わせてこちらも是非ご活用して頂きたいと思います。