「滋賀県バレーボール協会創設70周年記念」
平成28年度第68回全日本9人制バレーボール実業団女子選手権大会

【開催期間】

2016年7月2日（土）～4日（月）

【会場】

滋賀県立体育館（滋賀県）

【参加チーム】※順不同

富士通テンレッドフェニックス
（兵庫県）
イビデンレグルス（岐阜県）
鹿児島銀行（鹿児島県）
サンデン（群馬県）
パイオニアレッドソニックス（埼玉県）
東京東信用金庫（東京都）
花王コスメ小田原（神奈川県）
アズビル（神奈川県）
松本市役所（長野県）
結クラブ（愛知県）
若（愛知県）
NSC名古屋（愛知県）
日新電機（京都府）
VINCULUM（京都府）
MAX（大阪府）
unbalance（兵庫県）
トラストハウジング（兵庫県）
神戸市役所（兵庫県）
マツダ（広島県）
大分銀行（大分県）
ぶっちゃーず（滋賀県）
パナソニックES津（三重県）
パナソニックESブルーベルズ（大阪府）

【試合結果】

準優勝

＜試合レポート＞

7月3日（日）

第68回全日本9人制バレーボール実業団女子選手権大会が滋賀県立体育館にて行われました。第一シードのため大会2日目の決勝トーナメントからの参加となりました。
1試合目の相手は、東京都の東京東信用金庫との対戦でした。初めてのチームということもあり1セット目は相手の攻撃に対応するまでに時間がかかりましたが、21-12で1セット目を取ります。2セット目のスタート相手に4連続得点を許しますが、その後中馬選手、南部選手の強弱をつけた攻撃が冴え渡り、3連続・5連続・7連続得点を重ね、21-12で初戦勝利しました。
2試合目のマツダとの試合では、レフト内藤選手のクロスとストレートの打ち分けや重宗選手のサービスエースなどで突き放し21-10で1セット目を取ります。2セット目は、中馬選手のフェイントと強打を使い分けた攻撃に相手が対応できず、3連続得点を繰り返し21-14で2セット目を取り、見事準決勝進出を決めました。

7月4日（月）

準決勝は、パイオニアレッドソニックスとの対戦になりました。出だしから、甲斐選手のブロックが決まり5連続得点をし、一気に点差を広げます。その後もレシーバー舩越選手・樽岡選手・伏見選手が厳しいボールにも食らいつき長いラリーが続きますが、21-14で1セット目を取ります。2セット目は出だしからシーソーゲームになり、南部選手、中馬選手、甲斐選手の中の攻撃を中心に点数を稼ぎますが、相手のライトからの攻撃や中からの速い攻撃に苦戦します。途中3連続得点を許すも一度もリードを許すことなく最後は、ライトからの攻撃を甲斐選手がブロックし、22-20で2セット目を取り、決勝戦に駒を進めました。

決勝戦の相手は、宿敵、富士通テンレッドフェニックスとの対戦です。全国大会2タイトル目を獲得する為に気合が入ります。序盤は、ミリオンカップ敗戦後練習を重ねたレシーブで好プレーが連発し、8-5とリードしますここから両サイドの内藤選手、津田主将の相手ブロックを使った攻撃が決まりリードを保ちますが、10-9、14-12と点差はわずかしかありません。後半になるとレッドフェニックスの攻撃が決まりだし、レシーバー陣が好レシーブをするもなかなか攻撃に繋がらず、15-16と逆転を許してしまいます。ここからは相手の3連続得点、5連続得点により、17-21で1セット目を落とします。2セット目は、出だしから4連続得点を許してしまいますが、重宗選手の攻撃的なトスやツーアタックが決まり、6-7と徐々に追い上げます。中盤で南部選手が色んな場所からの攻撃で点数を重ね12-11で一歩抜きに出ました。津田選手の気迫あふれるスパイクが決まり、チームが奮起し、16-15とリードを守ります。ここからが正念場のブルーベルズですが、またも後半で崩れサービスエースを取られ、16-19と離されます。内藤選手の気合の入ったスパイクがコートに突き刺さりますが、その後が続かず最後は中馬選手のスパイクがアウトになり17-21で2セット目を落とし、準優勝という結果になりました。
2連覇、そして今年度目標のグランドスラム達成に向けての2タイトル目獲得を目指しましたが、惜しくも逃してしまいました。この大会をもって前半戦の試合は全て終了しましたので、後半戦に向けてトレーニングや練習を重ね、更にパワーアップして残りのタイトル獲得を目指していきますので、今後ともご声援宜しくお願い致します。

決勝戦 VS.富士通テンレッドフェニックスの様子