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2016年1月22日

パナソニック 汐留ミュージアム
「REVALUE NIPPON PROJECT 中田英寿が出会った日本工芸」展
2016年4月9日(土)〜6月5日(日)

パナソニック株式会社の企業美術館、パナソニック 汐留ミュージアムは「REVALUE NIPPON PROJECT」展 2016年4月9日(土)から6月5日(日)まで開催します。

開催趣旨

元サッカー日本代表である中田英寿氏が現役引退後続けている活動のひとつに「REVALUE NIPPON PROJECT」があります。この活動は、日本が連綿と受け継いできた伝統的な工芸、文化や技術の価値や可能性を再発見し、その魅力をより多くの人に知ってもらう「きっかけ」を創出することで、日本文化の継承・発展を促すことを目的としています。
このプロジェクトでは、毎年「陶磁器」「和紙」「竹」「型紙」「漆」といった、ひとつの素材をテーマに選び、批評家などの専門家を中心としたアドバイザリーボードが、工芸家およびアーティストなどのコラボレーターを選定し、各チームが自由な発想で作品を制作します。さらにこの制作を通じて工芸の魅力を広く伝えるために中田氏自らも広報活動を行い、この作品や人との出会いは将来の日本のラグジュアリーとなるべきものだと語っています。
日本の工芸作品は私たちには身近すぎ、その価値や魅力について再考することが難しいのかもしれません。産業分野のものづくりにも、工芸の技術や美しさは深く関係し必要とされているにもかかわらず、工芸家やその作品の認知度は決して高いとは言えず、後継者不足で悩む作り手が多く存在している現状があります。本展では、日本工芸の魅力を再発見し、「ものづくりの心」を後世に伝えるべく中田氏のプロジェクトで生まれた作品を展示します。展覧会場では、新たな刺激を受けた工芸家たちの技術力の高さとその作品の美しさを改めてご覧いただけることでしょう。

※REVALUEは「価値を再発見する」という意味をもつTAKE ACTION FOUNDATIONの造語です。

 

企画展概要

名称: 「REVALUE NIPPON PROJECT 中田英寿が出会った日本工芸」展
会場: パナソニック 汐留ミュージアム
東京都港区東新橋1-5-1パナソニック東京汐留ビル4F
JR 「新橋」駅より徒歩約8分、東京メトロ銀座線・都営浅草線
・ゆりかもめ「新橋」駅より徒歩約6分、都営大江戸線「汐留」駅より徒歩約5分
会期: 2016年4月9日(土)〜6月5日(日)
協力: 一般財団法人 TAKE ACTION FOUNDATION
主催: パナソニック 汐留ミュージアム、東京新聞、TBS
後援: 港区教育委員会
休館日: 毎週水曜日、(5月4日は開館)
開館時間: 午前10時より午後6時まで (ご入館は午後5時30分まで)
入館料: 一般:1,000円 65歳以上:900円 大学生:700円 中・高校生:500円 小学生以下:無料
20名以上の団体:各100円割引
障がい者手帳をご提示の方、および付添者1名まで無料で入館可能
担当学芸員: 岩井 美恵子

 

展示のみどころ  ※出品作品は予告なしに変更になる場合があります。

◆陶磁器

陶磁器とは、磁器などの原料となる岩石や陶器などの原料となる粘土を素地として焼成し、ガラス質の釉薬によって表面を覆い形作るものです。
粘土をそのまま成形して低火度で焼成した無釉の土器、釉の有無は問わず高温で焼成して焼き締めたb器、粘土を低火度で焼成し施釉した陶器、素地が白く高温で焼成し硬さが特徴の磁器の4種を含めたやきものの総称と言えます。
日本においては縄文土器や弥生土器から始まり、中国や朝鮮半島の影響を受けながら、佐賀県の有田、岡山県の備前、京都、石川県の九谷、岐阜県の美濃、茨城県の笠間、栃木県の益子など、それぞれの土地の土や釉薬を生かした窯業地が各地に発達していきました。

 

【出品作品】
・UFO鍋
 植葉香澄、奈良美智、中田英寿 2010年 茨城県陶芸美術館蔵 ©Junichi Takahashi
・光器
 新里明士、宮島達男、藤原ヒロシ 2010年 茨城県陶芸美術館蔵     ほか


赤絵セラミックスピーカー
見附正康、佐藤オオキ、秋元雄史 
2010年 一般財団法人TAKE ACTION FOUNDATION蔵
©Masayuki Hayashi

◆和紙

楮や三椏、雁皮といった植物の繊維を煮詰めて漉き、乾燥して制作される和紙。
聖徳太子の時代にその製法が伝わり、愛媛県の五十崎、福井県の越前、奈良県の吉野、高知県の土佐、徳島県の阿波など日本各地で生産されるようになっていきました。
明治に入ると洋紙が輸入され実用品として流通していきますが、一方で和紙はその風合いや美しさ、耐久性などが見直され、美術の分野など新たな活路を見出しています。
また2014年にその手漉き技術が世界遺産に登録された島根県の石州半紙、岐阜県の本美濃紙、埼玉県の細川紙は楮のみを使用して制作されています。

 

【出品作品】
・WHITE
 堀木エリ子、鈴木理策、中田英寿 2011年一般財団法人 TAKE ACTION FOUNDATION蔵
 ©Junichi Takahashi
・Erde(エルデ)
 藤森洋一、栗林隆、南條史生 2011年 中島薫蔵 ©Junichi Takahashi     ほか

 

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Life size polar bear in papier mache
橋本彰一、片山正通、NIGO
2011年 一般財団法人 TAKE ACTION FOUNDATION蔵 ©Junichi Takahashi

◆竹

竹はインドより東に位置するアジア地域とアフリカに多く生息している植物です。
そして竹工芸は工芸美術の伝統がある東アジアを中心に栄えてきたといえるでしょう。
最も一般的な真竹、大きく肉厚な孟宗竹、煙によって燻された煤竹など、様々な種類の竹を用いて、切ったり編んだりして成形します。
日本では古くより籠など民具や尺八など楽器が制作されており、茶の湯の隆盛以降は竹の素材感が侘茶の精神に合い、茶杓、茶筅、蓋置、花入など茶道具として多く用いられるようになった。
明治以降はこういった道具だけでなく工芸作品として各作家が公募展や個展への出品を続けています。

 

【出品作品】
・Trans-Ren(Bamboo)[core/surface]
 森上仁、名和晃平、服部滋樹
 2013年 個人蔵 cNobutada OMOTE | SANDWICH
・Trans-Ren(Bump) /Direction Ball#1
 森上仁、名和晃平、服部滋樹
 2013年 個人蔵 ©Nobutada OMOTE | SANDWICH
・Infinite Shadow
 中臣一、森田恭道、中田英寿
 2013年 青木信明蔵 ©Junichi Takahashi     ほか

 

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洛竹庵(茶室)
大塚祐司、堀口豊太、小山格平、塚田章、
山中晴夫、建畠晢
2013年 イヴ・ブゴン蔵 ©Junichi Takahashi

◆型紙

型紙とは小紋や浴衣などの柄のもととなる工芸用具です。室町時代には存在していたといわれる伊勢型紙は江戸時代に入ると徳川御三家である紀州藩の保護を受けるようになり急激な発展を遂げました。
この時代に広まった小紋を染めるために用いられたこともその隆盛の一端となりました。
なかでも伊勢型紙には半円形の刃物を回転させて切り丸を連続させて文様を彫る「錐彫り」、穴の開いた板の上で小刀を垂直に彫り進める「突彫り」、刃自体を花や扇などの形に作られた彫刻刀を用いて模様を彫る「道具彫り」、定規と彫刻刀で均等の縞柄を掘る「縞彫り」の四つの技法があります。

 

【出品作品】
・ぬのもあれ
 内田勲、中村勇吾、須藤玲子、喜多俊之
 2014年 個人蔵 ©Junichi Takahashi
・風雲波輪
 起正明、新立明夫、白洲信哉
 2014年 一般財団法人 TAKE ACTION FOUNDATION蔵 ©Junichi Takahashi     ほか

 

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silver balloon
兼子吉生、妹島和世、長谷川祐子
2014年 ©Junichi Takahashi

◆漆

漆芸作品は、漆の木の樹液を木や竹、麻布などの表面に塗ったり樹液で模様を描いたりするものです。漆製の椀や盆など古くは縄文時代から私たちの身の回の道具として使用されてきました。漆には塗料としての、そして接着剤としての機能があり、この特徴をいかして、漆芸作品は漆で文様を描き金粉などを蒔く蒔絵や、夜光貝などの貝殻を文様に切って貼り付ける螺鈿、漆面に刃物で模様を彫りその溝に金粉を擦り込む沈金など様々な技法によって飾られています。

 

【出品作品】
・極上の真珠と繊細なる螺鈿。漆のバングル
 山村慎哉、テレジータ・フェルナンデス、
 ヴァネッサ・フェルナンデス、
 株式会社TASAKI、中田英寿
 2015年 個人蔵 ©Takaya Sakano
・コロロデスク 彦十蒔絵 鳥獣花木図屏風蒔絵
 若宮隆志、鈴野浩一、禿真哉、柴田文江
 2015年 個人蔵 ©Takaya Sakano     ほか

 

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花のトアーダ
奥窪聖美、秋岡欧、白石和己
2015年 個人蔵 ©Takaya Sakano

関連イベント

◆シンポジウム

「REVALUE NIPPON PROJECTと日本工芸の未来」
・出演:パネリスト 見附正康(絵付師)、新里明士(陶磁器作家)、
     中田英寿(一般財団法人 TAKE ACTION FOUNDATION 代表理事)
・日時:2016年4月23日(土)午後2時〜午後4時
・会場:パナソニック東京汐留ビル5階ホール
・定員:250名 参加無料 (ただし本展の観覧券が必要です)
※未就学児はご遠慮ください

◆ワークショップ

1 .竹ワークショップ「竹玉ペンダントつくり」
・ 講師 :中臣一(竹藝家)
・ 日時 :4月16日(土)午後2時〜3時30分
・ 場所 :パナソニック東京汐留ビル3Fホール
・ 定員 :15名(小学校4年生以上)
・参加費 :¥1,500

2 .和紙ワークショップ「張子ってなんだろう!〜カワイイ豆だるまとネコの張子に絵付けしよう〜」
・ 講師 :橋本彰一(デコ屋敷本家大黒屋21代当主)
・ 日時 :5月7日(土)午後2時〜4時
・ 場所 :パナソニック東京汐留ビル3Fホール
・ 定員 :25名(小学校4年生以上)
・参加費 :¥2,500

3 .型紙ワークショップ「伊勢型紙の技法で『しおり』作り」
・ 講師 :内田勲(型紙師)
・ 日時 :5月14日(土)午後2時〜3時30分
・ 場所 :パナソニック東京汐留ビル3Fホール
・ 定員 :25名(小学校4年生以上)
・参加費:¥1,000

4 .漆ワークショップ「色漆と金粉で飾る オリジナルの箸を作ろう」
・ 講師 :奥窪聖美(漆芸作家)
・ 日時 :5月28日(土)午後1時〜4時
・ 場所 :パナソニック東京汐留ビル3Fホール
・ 定員 :15名(小学校4年生以上)
・参加費:¥3,000

 

<シンポジウム・ワークショップのお申込方法>

・お申し込み方法:ハローダイヤル 03-5777-8600へお電話にてお申し込みください。
・受付開始日:2016年3月1日(火)より
・受付時間:午前8時〜午後10時
・必要事項 @イベント名 A参加人数(一度にお申込みいただける人数は2名まで) 
        B氏名(要全参加希望者名) C住所 D電話番号

※受付開始時刻はお申し込み時にお知らせします。
※簡単なアンケートにご協力いただきます。 
※受付は先着順、定員になり次第締め切らせていただきます。
※お申し込み時にいただいた個人情報は、本イベントの受講管理の目的でのみ使用します。
 なお、おあずかりした個人情報は、上述の目的での使用に同意いただいたものとさせていただきます。
※定員に達しなかった場合、当日受付をする場合があります。


ご参考

パナソニック 汐留ミュージアム概要

展示室: 面積:450u 天井高さ:3.7m
ルオーギャラリー: フランスの画家ジョルジュ・ルオーの作品を常設展示。
ルオーは独特の太い描線、厚く塗り込められた絵の具、ステンドグラスを想わせる光り輝く色彩で、道化師や裁判官、聖書風景などを描き続けました。
ミュージアムショップ 当館の所蔵作品よりテーマ展示を行います。 (ジョルジュ・ルオー所蔵作品数:約230点)
パナソニック 汐留ミュージアムオリジナルグッズをはじめ、各展覧会に合わせた関連書籍、グッズなどを販売。ショップのみのご利用も可能です。

お問い合わせ

報道関係者様:パナソニック 汐留ミュージアム 倉澤   電話:03-6218-0078
お客様:ハローダイヤル 03-5777-8600
関連サイト: http://panasonic.co.jp/es/museum/

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