飾りの花

Fleurs décoratives

1947年 油彩・紙(麻布で裏打ち)

1930年代になって描かれ始めた花の絵は、第二次世界大戦後さらに豊富な色彩をもつ華やいだ画面へと発展する。花瓶に飾られた花の種類は特定できないものの、これがアーチ型の中に置かれているのは、聖像のごとく花の美しさにルオーが讃美の念を表したものである。丸い形や、四角形、さらには背後の長方形などの重なりが、構築性のある画面を作り上げている。