冬 人物のいる風景

Hiver Paysage animé

制作年不詳 油彩・紙(麻布で裏打ち)

1920年代後半、聖書風景と題される一連の風景画が登場する。これらの風景画の多くは、印象的な塔と、抽象的な人物が描かれる。本作もそのひとつで、路上に佇む三人の人物はキリストと弟子たちと思われる。画面の奥には高い塔が白い丸屋根を戴いて立つ。その右には黄色の月が輝いている。深い神秘を湛えた画面である。