道化師

Pierrot

1937-38年 油彩・紙(麻布で裏打ち)

白い衣装をつけた道化師は、目を伏せて静かに正面を向いている。両肩から上のみを描いて、画面3分の2を人物の顔が占める構図は、他の道化師やキリスト像でも頻繁に見られるものだが、背景の灰色がかった深い青緑と明るい緑の対比、さらに赤茶色の色面とが自由な空間の遊びを見せている。