Introduction

パナソニック株式会社は、2012年4月、イタリア・ミラノにて開催されたミラノサローネ期間中、「Photosynthesis-光合成」を展示コンセプトに、循環可能な新しいエネルギーの時代を表現するインスタレーション展示を行いました。太陽光パネルによる「創エネ」、蓄電池による「蓄エネ」、LEDや有機ELなどの照明による「省エネ」、またそれらをコントロールする「エネルギーマネジメント」を、生態循環系の起点である植物の光合成になぞらえた空間展示を行いました。会場構成には生態系への視点を自らの建築・空間設計においても生かす、建築家・平田晃久氏。

Concept Photosynthesis

いま世界で大きな共通課題となっている「持続可能な社会への転換」に対し、パナソニックグループでは、環境に負荷をかけることなく、「快適」と「エコ」が両立する生活の実現をめざしています。2012年の展示コンセプトは、「Photosynthesis-光合成」。太陽光からエネルギーを創る太陽光パネルを植物の「葉」に、エネルギーをためる蓄電池を「実」に、LEDや有機ELなどの省エネ照明を「花」に、それらをコントロールするエネルギーマネジメントを植物の「光合成」になぞらえ、新しいエネルギーの時代におけるパナソニックの統合的なエナジーソリューションの可能性を体感いただきました。

出展会場は、「INTERNI LEGACY(インテルニレガシー)」ミラノ大学内にて。

Space Design

Energy Management

「Photosynthesis - 光合成」というテーマのもと、一本の樹木における「葉」と「実」と「花」が想起されました。中庭のひろがり全体を使ってエネルギーを創り、蓄え、( セーブしつつ)使う、という流れで循環し、互いに関係し合う開かれたネットワークを表現したいと考えました。それは、太陽光という無尽蔵のエネルギーリソースに対して開かれるのをはじめ、他の人工的なエネルギーのネットワークにも開かれ、生態系の中の物質やエネルギーの循環に対しても開かれた、新しい人工物の姿です。歴史的な佇まいの中に、自然を再解釈した新しい風景がつくりだされました。

平田晃久