静かな中にも存在感 ななめドラム洗濯機 Cuble(キューブル)

写真:キュービックフォルムを示すキューブルの全体写真

水平垂直のキュービックフォルム。ななめドラム洗濯機Cuble(以下、キューブル)は、空間に美しく溶け込む。直線と円で構成された、シンプルなその「箱」は、置き場所を選ばない。
また、隙間や凹凸を徹底的に減らし、継ぎ目を可能な限り排除したフラットな表面には、メタリックな輝きを放つリングフレームが、主張し過ぎることなくあしらわれている。それは、極限までそぎ落とされたフォルムとの融合だからこそ際立つアクセント。空間に溶け込みながらも確かな存在感を示す、ミニマルシンボリックを実現している。

写真:キューブルのスクエアドアを開けたところの写真 フルフラットがつくる新たな価値

大多数のドラム洗濯機は、扉が丸い。それは扉というより、「投入口だけが丸く開く」というもの。だが、キューブルの扉はそうではない。本体の前面に取り付けられているのは、常識を覆す、ドア全体が開く四角いフルオープンドアだ。ドア面全体が開くため、洗濯物を取り出しやすい、広い作業空間の創出を可能にした。
洗濯中のドラム槽内はクリアに見渡せ、衣類がきれいになっていることを実感でき、取り忘れも防ぐことができる。
スクエアドア全面は透明な強化アクリルに覆われ、全てがフラットであることが徹底されている。

写真:インターフェース部分の写真 ONとOFFのデザイン

シンプルさにこだわったデザイン、凹凸のないフラットフェイス。その思想は、洗濯機から操作ボタンをも消してしまった。
電源をONにすると、ドア側天面にふわっと浮かび上がる、静電式のタッチパネル。運転内容を選べば、その時に必要な機能だけを残し、あとは消える。使う時にだけ現れる白いLEDの光は、日々の家事の中に、直感的で心地よい操作体験を提供する。
電源をOFFにすれば一切の表示が消え、そこで操作をしていたとは思えないような、フラットな天面に戻る。徹底した「シンプルさ」への思いが、家電らしからぬインターフェースを生み出した。

写真:ドア上部のディテール写真 洗練されたカタチがココロを洗う

暮らしに欠かせない洗濯という家事を、もっと気持ちいい体験にしたい。その思いを実現するために、キュービックフォルムは生まれた。
文字や色数、隙間、凹凸を徹底的に減らした、フラットでシンプルな洗練されたカタチ。それでいて、誰もが使いやすいデザイン。インテリアのアクセントともなる、リングフレームの印象的な輝き。細部まで妥協せず、上質さを求めてネジ1本の色にもこだわったこの洗濯機は空間に調和し、そして、くらしの中で端正に佇む。