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Memory Spin

音と記憶を手触りのあるモノに変換するサウンドデバイス

「Memory Spin」は左に回すと周囲の音を録音し、右に回すと録音された音を再生するコマ型のサウンドデバイスです。
現代ではデジタル化が進み、あらゆる音の記録はカタチを持たないデジタルデータとして利用されています。そんな時代に、レコードやカセットテープのようにタンジブルな(=モノとして触れられる)記録媒体と、デジタルデータの音記録の良いところを統合し、体験や文化を継承していけるプロダクトをつくりました。コマの回転によって発生する運動エネルギーから稼働の電力を賄うことや、録音時間や再生時間に回転時間という物理的な制約があることを通して、タンジブルな音記録の新しい在り方を提案しています。

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