kotobatabi_main

KOTOBATABI

みんなの言葉が雲になり、偶発的な発見を誘発するインタラクティブツール

reddot award 2022

美味しいものを食べた時、ふとその場で思いついたことなどをKOTOBATABIに向かって発声します。音声認識によりテキスト化された言葉が雲となり、デジタル空間に舞い上がります。言葉の雲はスマホやARグラスを通して見ることができます。

みんなが発声した言葉が宙に舞い、盛り上がった場所には厚い雲が生まれるかもしれません。宙に浮いているので少し先の近所で何かが起こっているのが発見でき、ちょっと行ってみようかと行動のきっかけが生まれます。それは新しい旅の始まりです。

フィルターバブルを防ぐためのAR

AIの進化による情報のフィルタリング、SNSのフォローによる情報取得など、好きなことだけ、好きな人ばかりが見える世界ではワンマインドの危険性が高まり、思考の幅や、自分自身の可能性を狭めてしまいます。

またメタバースなどデジタル空間で過ごす時間も増えることで、世界のどこでも誰とでも繋がれるようになる一方、フィジカルな行動体験は少なくなり、身近な人とのつながりや、自分の住んでいる地域とのつながりはどんどん希薄化していくのではないでしょうか?

デジタルデータをリアルな空間に重ねる拡張現実が進化し、日常の中で当たり前になった未来において、フィルタリングされていないリアルな情報取得により、フィルターバブルを抜け出し、触れることのなかった身近な情報や身近な人の価値観、出かけた先での人の気持ちなど、身近な場所での新たな発見や変化する日常を実現する新たな体験をデザインしました。

kotobatabi_01
kotobatabi_02

KOTOBATABI App & Device

KOTOBATABI Appで周囲の言葉雲を見たり、音声入力によって自分の言葉雲を残すことができます。また、スマホを使わなくても言葉雲を残せるGPS内蔵のシンプルな音声入力ツール「KOTOBATABI Device」は言葉雲がある場所で光ってお知らせしてくれるので、首にかけたりカバンにつけておくことで新しい発見にもつながります。子供でも簡単に言葉を残せて、スマホで言葉雲を見て親子で楽しむこともできます。

kotobatabi_03 kotobatabi_04

言葉の雲で新たな価値に出会う旅

言葉雲が集まっているのを発見してあっちに行ってみようかと発見や出会いを求めてちょっとした旅に出かけたり、「おいしい」の言葉が浮いていたら、そこにどんなレストランがあるのかと想像しながら、今までよりワクワクしながらそこに向かうことになるかもしれません。

ARやミラーワールドが当たり前になった時代のデジタルとフィジカルが融合した偶発的な情報取得の体験をしてみませんか?

kotobatabi_05 kotobatabi_06

担当メンバーへのインタビュー記事はこちら