フィルターバブルを防ぐためのAR
AIの進化による情報のフィルタリング、SNSのフォローによる情報取得など、好きなことだけ、好きな人ばかりが見える世界ではワンマインドの危険性が高まり、思考の幅や、自分自身の可能性を狭めてしまいます。
またメタバースなどデジタル空間で過ごす時間も増えることで、世界のどこでも誰とでも繋がれるようになる一方、フィジカルな行動体験は少なくなり、身近な人とのつながりや、自分の住んでいる地域とのつながりはどんどん希薄化していくのではないでしょうか?
デジタルデータをリアルな空間に重ねる拡張現実が進化し、日常の中で当たり前になった未来において、フィルタリングされていないリアルな情報取得により、フィルターバブルを抜け出し、触れることのなかった身近な情報や身近な人の価値観、出かけた先での人の気持ちなど、身近な場所での新たな発見や変化する日常を実現する新たな体験をデザインしました。
KOTOBATABI App
KOTOBATABI Appで周囲の言葉雲を見たり、音声入力によって自分の言葉雲を残すことができます。また、スマホを使わなくても言葉雲を残せるGPS内蔵のシンプルな音声入力ツール「KOTOBATABI Device」は言葉雲がある場所で光ってお知らせしてくれるので、首にかけたりカバンにつけておくことで新しい発見にもつながります。子供でも簡単に言葉を残せて、スマホで言葉雲を見て親子で楽しむこともできます。
言葉の雲で新たな価値に出会う旅
言葉雲が集まっているのを発見してあっちに行ってみようかと発見や出会いを求めてちょっとした旅に出かけたり、「おいしい」の言葉が浮いていたら、そこにどんなレストランがあるのかと想像しながら、今までよりワクワクしながらそこに向かうことになるかもしれません。
ARやミラーワールドが当たり前になった時代のデジタルとフィジカルが融合した偶発的な情報取得の体験をしてみませんか?
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