「本能的な心地よさ」から考える未来のくらし 2024.06.21[金] - 2024.06.30[日]
11:00 - 19:00
人とくらしにやさしく、もっと「便利」に。
パナソニックは人とくらしに寄り添い続けてきました。
しかし、製品やテクノロジーが便利さを生み、豊かさが育まれる一方で
取りこぼされていること、失われたものがあるのではないかと感じます。
たとえば想像力、工夫、感じるための余白。
与えられた快適さではなく、自分が感じとる心地よさ。
画一的な便利さでは補い切れない、個が感じるもののために
製品やテクノロジーができることはなんだろうか。
本展示では、FUTURE LIFE FACTORYが考える「本能的な心地よさ」から発想した5つのプロトタイプを通して、未来のくらしにおけるデザインの可能性、人とテクノロジーの向き合い方を提案します。
Ununiformity
不均一性と陰
SMA(形状記憶合金)を動力として駆動し、太陽の熱に応じて静かに、ゆっくりと陰をつくっていく。
再現性のないこと、不均一さによって心地よさを生み出す。
Presence
伝える動き、愛着
水滴が不規則に移動したり、変形したり、光を反射したりすることで、制限された動きにも生物のような意思を感じる。
予測不能な動きが愛着を感じさせ、心地よさを生み出す。
Intimation
気配、ほどよい曖昧さ
レンズにより生み出される光の気配により、穏やかな情報伝達を行う。くらしに溶け込み、人と空間を繋げる。
穏やかさや曖昧さによって心地よさを生み出す。
Transition
うつろいと没入
水に浮かぶもの、映る景色の風によるゆらぎを捉えて音を奏でる。繊細なゆらぎを感じとる。
変化し続けること、没入することによって心地よさを生み出す。
Continuity
連続性となびき
モーターという規則的な、制御された動きを生むものと素材のもつ自由さによって、変動するリズムをつくる。
自然のなびきのような連続性で心地よさを生み出す。
開催場所
nomena gallery Asakusa
東京都台東区浅草7-4-21 上菊ビル2F