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Panasonic Visuals Lab

2019/3/4

スコットランドのバイキングの火祭りを題材にした4KHDR作品が「ルミエール・ジャパン・アワード2018」で優秀作品賞受賞!

スコットランドのバイキングの火祭りを題材にした4KHDR作品が「ルミエール・ジャパン・アワード2018」で優秀作品賞受賞!

 当社が制作を担当した4KHDR作品『The Festival of Up Helly Aa』が、先進映像協会が主催する「ルミエール・ジャパン・アワード2018」のUHD部門(4K)で 優秀作品賞を受賞。制作スタッフに作品について、そして「DIT」という役割について聞いてみた。


「アップ・へリー・アー」をテーマにした理由は?

(木村)4KHDR作品を制作するにあたってHDR映えする、火とか光源の反射光というポイントで探していたんです。火の祭り、そして鎧を身に着ける。日本の鎧と違い、 バイキングの鎧に映る光はいい描写が撮れるんじゃないかと思いました。本格的に鎧をまとうのはお祭りとしても珍しかったので、リサーチしてみました。 まずこういう映像は日本では撮れないですね。思った通りの映像を撮ることが出来ました。

スタッフの写真

撮影地はどんなところ?

シェットランド諸島のメインランド島と言って、イギリス北部のアバディーンから船で14時間のところです。 スコットランドの離島ということもあり、田舎町というか自然が豊かな土地です。実はシェットランド諸島はバンキングに侵略された土地だったんです。 でも、侵略されたということをマイナスにとらえず、バイキングを受け入れ、1年に1回、この祭りのため共同作業で村全体で船を作ったり、1年かけて鎧を作るなど島民全体が協力する、 団結の象徴でもあるそうです。

作品の見どころは?

(安楽)やはり祭りのクライマックスの炎の部分ですね。HDRならではの表現です。そして中盤で出てくるバイキングの鎧の光沢感。 本来HDRは見た目に近いんですが、見た目より少々派手に見えてるかなって気もしますが。途中、雨が降っている中でパレードをする子供たちのところのシーンがあるんですけど、 その辺も見た目より派手かなあと。

今回のロケで大変だったところは?

日が短いので昼のシーンを撮るのが大変でした。結構高緯度なので、朝9時から午後の3時までには撮影を終えなくてはいけませんでした。 雪は降らないんですけど、風は強いし、寒い。体感温度はヤバかったですね。

4KHDR制作するとき気にかけている事は?

どこかにハイライトを作ることですね。やり過ぎないようバランスは考えていますけど。順光だと結構ダイナミックレンジが均一に当たるので、 平面的な光になってしまう。なので出来るだけサイドで暗部とハイライトがあるような方向に回り込むよう意識しています。

今回は8Kでも撮影したんですよね?

(中村)今回はパナソニックのプロトタイプのカメラで撮影を行いました。まだ筐体が大きく、電源の確保、レコーダーが別だったりと撮影できる状態にするまでが 大変でしたね。カメラの担当技術者が他にいたので、私は撮影現場の経験者というかVE(ビデオエンジニア)として参加しました。普段はDIT(デジタルイメージテクニシャン)を担当しています。

DITってどんな仕事ですか?

最近はデジタルカメラを使って収録するので、RAWデータとかログに精通していて、現場でカラーマネージメントをする必要があります。 合成撮影ならその対応をしたり、完成形を理解した上で現場で撮影して、そのデータをポスプロへ渡し、編集までうまくつなぐという仕事です。

8K撮影で大変なことは?

HDから4Kになった時もそうでしたが、現場でのモニタリングですね。8K撮影していても、モニタは4Kだったり、あまり大きなモニタは持っていけないんです。 それだと正確なフォーカスが来ているかどうかわかりづらい。8Kだとセンサも大きくなってきているのでその分フォーカスもきづらいんです。 大きなモニタで広い画を見たときにフォーカスが全部に来ていないといけませんからね。

昨年末12月に4K8K本放送が開始され、4KHDR映像に触れることも多くなってきた。4K8Kならではのリアルな映像体験ができる、映像作品が増えることを期待したい。

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