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Panasonic Visuals Lab

2017/01/30

4KHDRアニメーション

昨年の12月、日本初となる4KHDRのアニメーション作品として、「機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY」 「アクセル・ワールド INFINITE∞BURST」の2作品がUltra HD Blu-rayとして発売されました。パナソニック映像でこの2作品のHDR化に携わらせていただきました。

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昨年度は、大ヒット映画「るろうに剣心 京都大会編/伝説の最期編」のHDR化に携わらせていただきました。 その際にもグレーディングを担当された方と様々なディスカッションを重ね、HDR作品として完成しました。

今回もアニメーションとして大変人気のある作品。そのHDR化ということで、まずはデモ版を作成させていただき、HDRへの理解、作品の方向性の確認をさせていただきました。

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しかし、ここで私たちの想像を超えることが起こります。すでに完成した作品ということで、作品を変えることに監督や制作関係者の方々は、 懐疑的なのが常だと思います。
しかし、「機動戦士ガンダムサンダーボルト」の松尾監督はHDRになった自身の作品に大変感動し、今現在、可能な範囲を最大限使ったHDR表現を行うことを快諾して頂きました。

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私たちとしては、監督からのGOサインが出たことで、HDRの表現を存分に活かした作品になったのではないかと思います。

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松尾衡監督コメント

制作当初から想定していない仕様のものが世の中に出る事は、正直嬉しいとは言えないものです。ただ、「4K UHD BDを作りましょう」という意見が出てくれた事は、望外と 考える事は出来るわけで、前向きに受け取ろうとしたのです。 パナソニックでの映像チェックは、そんな気分で向かったわけで、一歩下がった自分がいたのは事実です。

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ところが、見せて頂いたテスト映像は驚きの連続。HDRという、初めて見る技術には驚きばかりで、「これを手に入れられるのか」という喜びばかりでした。 もちろん想定した絵ではありません。
しかし、想定以上の魅力が付加されている。 解像度が上がる効能以上に、HDRには今までに無かった魅力がある。テレビは確かに発光体だ。しかし、今まで一番明るいものは真っ白。ただの白。眩しいくらいに明るくしても、 自然な光じゃないんだ。自然には当たり前にある“光”。ならば、最大限受け取りたい。機器の限界を試すくらい、強烈にHDRの恩恵を受け取った映像にして欲しい。 新しい技術に触れると、我儘になるものなんだな。
必然として、2KのBDとは違う絵作りになっています。でも、これも一つの回答なのだと言える仕上がりになっています。 是非、今までのブルーレイや配信の映像と見比べて欲しい。最大数値の光は「サンダーボルト」に本当の雷を運んでくれたことに気づくはず。 久しぶりに感じる技術イノベーション。次回はこれを確信犯で操ってみたい。そう思わせる 4K UHD BD初体験だった。
松尾衡監督代表作
 『革命機ヴァルヴレイヴ』(監督)
 『機動戦士ガンダム サンダーボルト』(監督)

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