家庭での家電製品の機器別電気使用量

アプライアンス社が担当させていただいている冷蔵庫や、テレビ、エアコンなどの家電製品は、ご家庭の中で使用されている電気使用量の内訳で大きな割合を占めています。

資源エネルギー庁が公開している家庭エネルギー消費の実態より「機器別電気使用量の内訳」

資源エネルギー庁で公開されている「家庭エネルギー消費の実態」の中で説明されている 機器別電気使用量の内訳 を確認すると、アプライアンス社が製造・販売する冷蔵庫や、テレビ、エアコン、電気温水器、エコキュート、電気便座、食器洗い乾燥機、電気ポット、ジャー炊飯器、洗濯機・洗濯乾燥機、電気カーペットに電気機器その他を含めると、実に84.1%を占めており、これらの製品における省エネ性能の向上で使うエネルギーを可能な限り抑制しなければなりません。

それぞれの製品における環境コア技術に、新しいセンシング技術とAIを活用したエコナビを掛け合わせる事により、家電製品の省エネにおける進化を続けています。

イラスト:環境コア技術(インバーター、断熱、ヒートポンプ、画像エンジン)と、エコナビ(センシングの拡大、新センシング技術(温冷感)、AI(人工知能))の掛け算で省エネを進化

アプライアンス社が生産・販売する製品の年間消費電力量

様々な省エネ技術の進化により、2018年度は一例として、冷蔵庫の年間消費電力量は、2005年度に対し、約66%削減できる見込みとなっており、海外を含むアプライアンス社全体の家電製品では約39%削減できる見込みです。

グラフ:2005年度モデルと2018年度モデルの年間消費電力量削減率

主な製品の1台当たりの年間消費電力量は、エアコンで26%、エコキュートで32%、ドラム式洗濯機で77%、冷蔵庫(401L以上)で66%削減する事ができ、使うエネルギーの抑制を実現し、CO2削減に貢献しています。


エアコン

当社のエアコンは、必要な所に必要な温度の風がいくように「ダブル温度気流」を搭載し、無駄な温めすぎ、冷やしすぎを抑えることで省エネを図っています。
また、エアコンの吸い込み口にあるフィルターが目詰まりすると省エネ効果が落ちるため、エアコン内部をきれいに保つオートクリーンシステムを搭載。オートクリーンシステムでは、部屋の空気が汚れていたらフィルターをセットしお部屋のホコリ等を取り除き、お部屋の空気がキレイになったらフィルターを収納するアクティブクリーンフィルターなどにより、ご家庭におけるCO2排出量を削減しています。

製品の進化:清潔(エオリア(Xシリーズ))

パナソニックのエアコン「エオリア」は、空気の汚れを清浄する「アクティブクリーンフィルター」、空気のリスクとたたかう「ナノイーX」、エアコン内部をキレイに保つ「オートクリーンシステム」により、お部屋の空気、エアコン内部、吹き出す風の3つのキレイを実現しています。

製品の進化:快適(エオリア(Xシリーズ))

パナソニックのエアコン「エオリア」は、温冷感センサーにより、超解像度画像処理を用い、部屋全体の温度分布をより詳細に、細かくセンシングし、室温だけでなく、外気温や日射、天井・壁、間取りや家具の配置などの変化を読み取り、人の表面温度分布などから人の放熱量を検知し、人が感じている温冷感を把握しています。
この温冷感を見分けることで、暖房運転時、その部屋に居る一人ひとりの温冷感を見分け、「暑い」と感じている人の所へはひかえめ暖房。「寒い」と感じている人の所へはしっかり暖房ができるようエアコンの吹き出し口からの気流を制御し、(足元の温度差は最大約5℃)快適性を向上しています。

要素技術

パナソニックのエアコン「エオリア」は、お部屋の空気の汚れに応じて動く「アクティブクリーンフィルター」を搭載。
お部屋の空気が汚れていたら吸い込み口にフィルターをセットし、空気の清浄を開始し、お部屋の空気がキレイになったらフィルターを収納することでフィルターによる空気抵抗を減らすことで効率よく空気を流し、省エネに貢献しています。

また、室内機には「ダブル温度熱交換器」を搭載。部屋にいる人の温冷感に差が有る場合、2種類の異なった温度の気流を生成し、吹分けられます。「ダブル温度熱交換器」により、暖房運転(冷房運転)時に寒い(暑い)と感じている人に向け、高温風(冷風)をとどけることで異なった温冷感を感じている人も「快適」と感じることができるようになり、ムダな暖房運転(冷房運転)を抑制することができます。


エコキュート

当社のヒートポンプ給湯器(エコキュート)は、「ソーラーチャージ機能」を搭載。夜間だけでなく、日中の太陽光発電で発生した余剰電力を効率よく熱エネルギーとして転換しエコキュートに「蓄熱」。また、お風呂の残り湯の熱を回収し無駄にしないなどエコキュートを利用している中で「気づかないうちに省エネができる」システムにより、再生可能エネルギーを有効に活用しながら、ご家庭におけるエネルギーのムダを減らし、CO2排出量を削減しています。

製品の進化(JPシリーズ)

  • 「ソーラーチャージ機能」で再生可能エネルギーを有効活用
    夜間の湧き上げ量を減らし、翌日の太陽光発電の余剰電力でエコキュートを湧き上げ。太陽光で発電した余剰電力を熱エネルギーとして効率よくエコキュートに「蓄熱」することができます。
    パナソニックスマートHEMS「AiSEG2」連携の場合、AIが翌日の天気を「晴れ」かつ「余剰電力有り」と判断すれば、自動で実施します。エコキュート単独の場合、夜間時間の開始前に翌日の天気予報チェック後、ご自身でリモコン設定により対応可能です。
  • 「気づかないうちの省エネ」「再利用する省エネ」で1日中、無駄なくエネルギーを使用
    • 【基本性能】湧き上げ運転
      高効率ヒートポンプでお湯を沸き上げ
    • 【入浴中】リズムeシャワープラス
      シャワーの流量・温度を一定リズムで変動させ、最大約20%の省エネ効果&最大約10%節水。
    • 【ふろ保温】エコナビ
      ひとセンサーで人の出入りを検知。設定温度までふろ加熱を開始し、入浴時には設定温度へ。浴室不在時に繰り返される湯温チェックをカットし、ふろ保温に要するエネルギー消費を抑えます。
    • 【残り湯】ぬくもりチャージ
      貯湯タンク底部の低水温をおふろの残り湯の熱と熱交換。最後の人が「ぬくもりチャージ」を開始することで、夜間のタンク湧き上げエネルギーを節約。

洗濯機

当社の洗濯・乾燥機は、ヒートポンプ乾燥方式を採用することにより、少ないエネルギーで効率的に加熱と除湿ができます。また、従来のヒーター方式では、洗濯機内部の除湿をおこなうために水を使用していましたが、乾燥運転をヒートポンプ方式とすることで、ご家庭におけるエネルギーのムダを減らし、CO2排出量を削減すると共に、水道代を削減しています。

製品の進化(ヒートポンプななめドラム式洗濯機(NA-VX9900))

温水泡洗浄W 洗浄前の衣類と約40℃つけおきコースにて洗浄後の衣類の比較

温水泡洗浄W

洗剤中の酵素が活性化する温度まで洗剤液を温め、さらに泡にすることで浸透力もアップ。繊維の奥にしみついた、黄ばみやニオイの原因菌まで洗い流します。また、寒い日に水温を上げて洗濯する「約15℃選択モード」から、白物を除菌する「約60℃除菌コース」まで、さまざまな洗浄コースで、目的や、衣類に応じ水温を制御し設定温度を保つため、洗浄成分が効果を発揮します。

「おしゃれ着コース」では、洗剤液を温め、泡生成回数を最大約2倍に引き上げて汚れをしっかり落としながら、約1/3の機械力で布地の傷みを抑えて洗います。

液体洗剤・柔軟剤自動投入

あらかじめ、自動投入タンクに液体合成洗剤と柔軟剤を入れておけば、洗濯のたびに洗剤を計量しなくてOK!液体合成洗剤は約870 mL、柔軟剤は約580 mLとたっぷり入ります。

「液体洗剤・柔軟剤 自動投入」機能がもたらす3つのメリット

  • 手間を省き、洗濯をスムーズに。
  • 自動計量だから、誰でも簡単!
  • お手入れラクラク&空間スッキリ。

要素技術(ヒートポンプななめドラム式洗濯機(NA-VX9900))

イメージ図:ヒートポンプ乾燥方式は、冷却器、加熱器を通した空気を循環させ、衣類をやさしく乾燥。乾燥途中で取り出すことも可能です。

ヒートポンプ乾燥方式

洗濯機のヒートポンプサイクルでは、洗濯・乾燥ドラム内の湿った空気を冷却側熱交換器で乾燥させ、その空気を放熱側熱交換器により加熱し、温かく乾燥した空気として、洗濯・乾燥ドラム内に戻し衣類を乾燥しています。

  1. 除湿された空気をヒートポンプユニットの加熱器で温めて乾いた温風にする。
  2. 約4.6 m3/分の大風量(ふんわりジェット乾燥時)をドラム槽へ送り込む。
  3. 衣類から水分を吸収し、湿気を含んだ空気をヒートポンプユニットへ送る。
  4. 湿気を含んだ空気をヒートポンプユニットの冷却機で冷やし水分を結露させ除湿する。

洗濯・ドラム内を乾燥した状態に保ちながら衣類を乾燥させるため、乾燥時間が短縮され、ヒータによる加熱や、水道水による冷却が不要になり、消費電力量と、水使用量をも大幅に削減でました。


冷蔵庫

当社の冷蔵庫は、「エコナビ」による細やかな制御や、断熱材、新冷却システムの工夫により省エネ取り組みを進めています。
また、外サイズ(外形寸法)が同じであっても庫内が広く使えるよう、断熱構造の改善や、冷却部品の小型化により、省スペース&大容量化に取り組んでいます。

製品の進化(NR-F604HPX-W)

ECONAVI(エコナビ)
3週間分のドア開閉と収納量の変化を記憶し、曜日ごと、1時間ごとに分析・予測。予測結果と当日の使用状況を合わせて、きめ細かく運転を制御。冷蔵室の収納量を光で調べたり、野菜室の収納量を湿度で調べることで、各部屋に適切な冷却を行いながら省エネ運転をおこないます。

センシング内容

  • 冷蔵室 ドアの開閉(使用頻度と開閉時間)、収納量(収納量の変化、おおよその収納量)
  • 製氷・冷凍室 ドアの開閉(使用頻度と開閉時間)
  • 野菜室 湿度(野菜の収納量変化)

要素技術(NR-F604HPX-W)

「省スペース&大容量」 を実現する技術開発により、デッドスペースを無くし、すみずみまで使いやすく、また「省エネ」を実現する技術開発により、収納量や使い方に合わせて運転を制御。しっかり冷やして、しっかり節電できます。

「省スペース&大容量」を実現する技術

1. 筐体の新開発

断熱壁の薄壁化では、ウレタン部分を最大25%薄型化 また、キャビネットのスクエア化においては、奥側の収納スペースを拡大しました。

2. 冷却部品のコンパクト化

高効率コンパクトダクトにより、約30%の省スペース化を実現。また、高効率低背コンプレッサーとコンパクト機械室を採用。
「省エネ」を実現する技術

1. 断熱材の最適配置

真空断熱材の被覆率を最大10%アップさせ、機械室のコンプレッサー周辺に真空断熱材を採用し、断熱性能を向上させました。

2. 新開発冷却システム

冷却循環ファンの風量アップや、高効率冷却器を採用しています。

本文の先頭  Site Map

up