対象期間:2017年度(2017年4月1日~2018年3月31日)

化学物質の使用に関する項目

化学物質―ヒト・環境影響度(HEI)

パナソニックグループでは、ヒト・環境影響度(HEI:Human and environment impact)という指標を設定し、化学物質の排出・移動量削減に取り組み、ヒト・環境影響度の低減を図っています。

化学物質―ヒト・環境影響度 (単位:カウント)
  13 14 15 16 17
グローバル 143,635 135,702 124,988 123,285 135,223
化学物質―ヒト・環境影響度のグラフ化

グローバルのヒト・環境影響度(HEI)は、2013年度以降、化学物質の削減取組により減少させてきました。主な削減取組は、(1)空調機の冷媒を温室効果の少ないHFC32への代替 (2)溶剤塗装の粉体塗装への代替や排気ガスからの有機溶剤の回収・分解(3)ワニスの無溶剤化 (4)工程で使用する商品清掃用溶剤の削減などです。
特に、近年中国では大気汚染の深刻化により有機溶剤の排出規制が厳しいため、重点的に有機溶剤の排出削減に取り組んでいます。

17年度は、日本国内、日本以外共に前述の新しい事業等の統合により使用化学物質が増加し、HEIが前年比109.7%に増加しました。

ヒト・環境影響度(HEI)は、ヒトや環境に対して影響する有害性を特定し、該当するものを管理対象物質としています。
具体的には、ヒトに影響する有害性項目としては、(1)発がん性 (2)変異原性 (3)生殖毒性 (4)急性毒性です。また環境に影響する有害性項目としては、(1)生態毒性 (2)オゾン層破壊 (3)温暖化 (4)光化学オキシダントです。

ヒト・環境影響度の定義

ヒト・環境影響度[カウント]*1 = 有害性係数*2 × 排出・移動量*3
*1 単位は指標のため、「カウント」としています。
*2 有害性係数は独自に設定した係数
*3 排出・移動量=排出量+移動量

化学物質-Ver5 管理対象物質マテリアルバランス

アプライアンス社は、「化学物質管理ランク指針Ver6」に基づき管理対象の化学物質を定めて化学物質の排出移動量の管理と削減取組みを行っています。

化学物質の使用量の主なものは、真空断熱材原料のグラスウールの溶融シリカ、ウレタン材料のジイソシアネート、空調機冷媒のフロンなどです。 これらの大半は製品として出荷されます。

除去処理量は、化学物質の排出削減のため、有機溶剤の触媒による分解処理や、排水処理場で酸やアルカリの中和の除去処理などを行ない無害化したものです。
リサイクル量は、廃有機溶剤やグラスウール端材などを再利用したものです。
大気排出量の大部分は、溶接用のCO2ガスで、一部塗装や洗浄の溶剤があります。

排出・移動(単位:トン)
 グローバル 2017年度 グローバル 2017年度
使用量32,200.87除去処理量2,027.26
製品出荷量26,952.30リサイクル量1,425.99
移動量108.95水域排出38.87
大気排出1,647.50土壌排出0.00

排出・移動量をイメージ化した図

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