パナソニックでは、「環境ビジョン2050」として「より良いくらし」と「持続可能な地球環境」の両立に向け、クリーンなエネルギーでより良く快適にくらせる社会を目指し、使うエネルギーの削減と、使うエネルギーを超える新たなエネルギーの創出・活用を進めています。

使うエネルギー < 創るエネルギー

アプライアンス社では、天然ガスから『水素』を取り出し、空気中の酸素と反応させることで『発電』と、発生した熱で『お湯』を沸かすことができる家庭用燃料電池コージェネレーションシステム(エネファーム)を2009年に発売しました。
(家庭用燃料電池コージェネレーションシステムは、発売以来、累計で15万台(2018年12月末)を出荷。)

この、家庭用燃料電池は、ご家庭で必要な『電気』と『お湯』を、水素を燃料として空気中の酸素と反応させることで運転するため、CO2が発生しません。このようなことから、脱炭素社会に向けた新たなエネルギー源としての『水素』に注目しています。

脱炭素社会に向けた「水素」の可能性

日本では、車両の電動化や、機器の効率化、LEDの導入などの省エネ化が進められていますが、日本における一次エネルギーの内94%については、海外から輸入される化石燃料に依存しています。この一次エネルギーを再生エネルギーや、CO2を排出しないクリーンなエネルギーへ転換する必要があります。

太陽光発電、水力発電、風力発電

そのような中、水力発電や太陽光発電、風力発電などの再生可能エネルギーの利用・活用が進んでいますが、これらのエネルギーは季節や天候に左右され、発電量が大きく変動するなど、安定的に電力を供給するには、調整電源の確保や、余剰電力の貯蓄が必要という課題があります。

一次エネルギーとしての『水素』のポテンシャル

家庭用燃料電池の燃料として供給している『水素』については、脱炭素社会に向けたクリーンエネルギー源としての可能性が注目されています。

『水素』は、使用過程でCO2を発生させず(クリーン)、天然ガス(化石燃料)からの改質による取り出しのほか、太陽光発電で発電した電力を利用し、水の電気分解により水素を取り出すなど製造方法が多様なことから安定供給が可能(エネルギーセキュリティ)です。
また、高圧水素をステンレス製のタンクで貯蔵・輸送したり、低温で液化すると、体積が1/800になることから大量輸送が可能になります。また、一部の金属合金に大量の水素を吸収保存させるなど、電力に比べ長期貯蔵・運搬が容易になります。

これらの特徴から、『水素』は、再生可能エネルギーを有効に活用していくための一次エネルギーの一つとしてのポテンシャルを有しています。


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