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選手たちの礎を築いた野球人生での「忘れられない、あの試合」を紹介!
もしかすると今の稲村選手はいなかったかも…運命を変えた挑戦。

#6 稲村晃希

野球人生を左右した大きな挑戦

2021年06月22日

稲村選手

中学3年生の3月頃に行ったオープン戦。これまでの野球人生で、あの試合以上に忘れられない試合はありません。

なぜ、公式戦ではなくオープン戦の試合が私にとって忘れられないか。
それは、野球人生で初めて左打席に立った試合だからです。
僕は元々、右打者でしたが、中学生になった頃は全く打てず、「バッティングは楽しくない…」。そう思っていました。

中学2年生の冬のことです。遊び半分で左打席に立ってバッティングをしていたら、当時の監督に「左でやってみないか?」と声をかけられました。冗談!?と思ったものの、僕の中にも「左打者に挑戦してみたい」という考えが少しあったので、早速その日から左打者としての練習を始めました。もちろん、初めから上手くいくはずもなく慣れない角度やスイングに悪戦苦闘。それでもなんとか少しずつ、形になっていきました。

画像:稲村選手

そして、あの忘れられない試合が訪れました!

「まさか左打席で試合にでる日が来るとは…」
颯爽と左打席に向かう自分の姿を想像し、少しニヤケながら左打席に向かう僕。バッターボックスに入ると、なんと初打席の初球で一塁線を抜くツーベースヒット! さらにその後の打席でもヒット。この実戦経験で僕は、左打者としてやっていく自信を得ました。

監督の冗談めいた提案から始まった左打者への転向。周りのチームメイトから笑われたり、冷やかされたりしましたが、結果につなげることが出来ました。

挑戦は大切です。大きな挑戦の前には、不安や心配がたくさんあり、失敗もつきものですが、挑戦すること自体が大きな収穫を生むと思います。僕がこうして社会人になっても野球を続けることができているのは、諦めず、投げ出すことなくやり抜いたからこそだと思います。

これからも、たくさんのことに“挑戦”しながら、前に進んでいきます!
応援よろしくお願いします!

画像:稲村選手

画像:稲村選手
稲村 晃希
・所属:コネクティッドソリューションズ社 人事センター 総務部
・球歴:千葉経済大附高-東京農業大北海道オホーツク
・プチ情報:昨冬にはめでたく入籍し、今シーズンはスタメンとしても活躍中!公私ともに最高の1年を目指す!
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