お知らせ

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噴流式電気洗濯機『SW-53』が 国立科学博物館「未来技術遺産」に登録

当社が1953年に8月26日発売した国産初の角型噴流式電気洗濯機「SW-53」が、61年後の同日、8月26日に独立行政法人・国立科学博物館が主催する2014年度「重要科学技術史資料」(愛称:未来技術遺産)に選定・登録されました。

今回登録された「SW-53」の開発は、創業者である井植歳男が「日本の主婦を重労働から解放しよう」と決意したことに始まり、噴流式は従来の攪拌式と比べて衣類の生地を傷めにくい点や、角型でムダな設置スペースを取らないなどメリットが多くありました。しかも。従来の洗濯機の半値に近い28,500円で発売されたため、爆発的な売り上げを記録。初年度の生産台数は月産2,000台でしたが、翌年には月産1万台を突破し、発売3年目の1955年にはトップシェアを獲得しました。

この商品のヒットにより、以後「洗濯機のサンヨー」という名が全国に広まりました。


【選定理由】
日本初の噴流式洗濯機。それまでの攪拌式洗濯機に比べて短時間で洗濯でき、また、小型軽量であったため日本の狭い住宅に適していた。さらに、価格が28,500円と、攪拌式の半額程度になったので、洗濯機が一般の人々にも手の届く商品になった。このことは、洗濯機をはじめとする家電製品全体が、広く家庭に普及するきっかけとなり、評論家の大宅壮一をして、本資料の発売年を「電化元年」と言わしめた。また、洗濯機の普及は主婦の家事労働を大幅に軽減し、女性の社会進出を後押しすることにもなった。※国立科学博物館では、「科学技術の発達史上重要な成果を示し、次世代に継承していく上で重要な意義を持つ科学技術史資料」及び「国民生活、経済、社会、文化の在り方に顕著な影響を与えた科学技術史資料」の保存と活用を図るために、重要科学技術史資料の登録制度(愛称:未来技術遺産)を2008年度より実施しています。昨年度までに135件が登録されました。

2014年8月26日
三洋電機株式会社