オリンピックの聖地でスポーツの情熱を共有
パナソニック RAMSA音響システム

Sharing the Passion パナソニックのメッセージがアテネを飾る

RAMSAの威信をかけたラインアレイスピーカー
オリンピックの聖地、アテネ。今回の大会に参加するアスリートたちにとって、この地で最高の結果を残したいという思いは特別だ。それは、大会をサポートし続けてきたパナソニックのスタッフにとっても同じ。パナソニックの音響システムブランド、RAMSAのスタッフにとっては、一層その思いが強かった。
パナソニックRAMSAのスタッフが特別な思いを込める機器とは、最新鋭のラインアレイスピーカーだ。RAMSAがこれまで培ってきたノウハウと技術の粋を集めたこのスピーカーは、オリンピック発祥の地ギリシャで開催されるアテネ大会での採用を目指してRAMSAの技術者たちが時間をかけて開発した自信作だ。
古代、オリンピックという競技が始まった場所、近代オリンピックが最初に開催された場所、スタジアムに集う観客が、競技者に声援を送りファインプレーに熱狂する様子は古代と変わらない。違っているのは、当時よりずっと巨大なスタジアムには、会場を演出する大型ビジョンや音響装置が不可欠なことだ。
パナソニックは、オリンピックという最高峰のスポーツ大会で、競技者や観客が情熱と感動を共有することをサポートできることを誇りにしている。RAMSA 音響システムは、これまでの大会で、ほとんどの会場での音による演出を担当してきた、しかし2002年のソルトレーク大会では、予定していたすべての会場へのシステム導入は叶わなかった。準備していたスピーカーが、メインスタジアムの特性にうまくフィットしなかったためだ。技術者たちにとって無念さが残る大会だった。

広い会場でもクリアなサウンドが行きわたる
この思いを胸に、アテネでさらにすばらしい音響を、と開発されたのがパナソニック独自のラインアレイスピーカーだ。通常、遠くに行けば行くほど音が弱まる減衰率を低く抑え、オリンピックの競技場のような大きな会場でもスピーカの近くから遠くの観客席まで均一で明瞭な高音質の音を届けることができるシステムである。
「私たちが望むのは、オリンピック会場に来場したお客さんが、ただ競技を見て、目の前のスーパープレーや熱い会場の雰囲気に感動して帰っていただくということなんです」
RAMSAチームリーダーの竹内松巳は言う。音はスポーツイベントの会場になくてはならない要素だが、あくまで影武者であって音自体が目立ってはいけないと。
RAMSAのスタッフが、ここ、アテネで目指すのは、この高性能なスピーカーが注目されることではない。このスピーカーのサウンドで、選手が、観客が、心地よい会場の雰囲気を共有し、盛り上がる熱気に乗ってエキサイティングにヒートアップすることだ。それこそ、パナソニックがオリンピックで掲げるメッセージ「Sharing the Passion」なのだ。
アテネ大会では、RAMSAスタッフの威信をかけたスピーカーが、33の会場に1800台設置される。灼熱の屋外に、巨大な体育館に、地上20メートルの屋根の上に。会場ごとに異なる設置条件を緻密に計算しても、いざ現場に入れば細かな調整が必要になる。困難をひとつひとつクリアしながら設置作業が続く。

第1回近代オリンピックが開催された、パナシナイコスタジアム

ラインアレイスピーカーが次々と設置される
開会式まであと1週間、オリンピックを象徴する神聖な場所にも44台のラインアレイスピーカーが運び込まれた。108年前、初めて近代オリンピックが開催されたメインスタジアム、パナシナイコスタジアムがRAMSAスタッフの最後の仕事場となる。これまでの大会で培った技術とノウハウが、このオリンピックの聖地で理想のサウンドへと昇華する時だ。
幾度もオリンピックプロジェクトで現場のスタッフをまとめあげてきたパナソニックの技術チーフ、ダミアン・ロー。彼が率いるRAMSAのスタッフと日本からやってきたサポートメンバー総出の作業で、馬蹄型のクラシックなスタジアムに、ひとつ、ひとつ、ラインアレイスピーカーが設置されていく。
コントロールルームでテストを繰り返すダミアンに笑顔がこぼれた。
これで万全だ。
アテネ大会のほとんどの会場で、RAMSAのスピーカーが、競技の進行をサポートし、会場を熱く盛り上げる。スタッフの情熱が支える技術とチームワークで生まれたサウンドで、人々が感動を分かち合う17日間が始まるのだ。
ダミアンは言う。

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パナソニック技術チーフダミアン・ロー
「パナソニックのメッセージ、Sharing the Passion とは、オリンピックの精神そのものであり、人間になくてはならないものです。そこに善意があり、平和があり、だからこそのオリンピックなのです。そういう大会を経験で支える、それが私たちの考える Sharing the Passion です」
そして北京へ向けて、パナソニックの準備はもう始まっている。アスリート達がさらなる記録を目指すように、パナソニックの技術もまた進化していく。4年後、また奇跡の瞬間を伝えるために。
