Panasonic ideas for life

パナソニック企業情報

パナソニック・ホーム 採用情報 > キャリア採用情報 > インタビュー > エンジニアインタビュー > Vol.05

ここから本文です。

エンジニアインタビューVol.05

新しい技術が誕生し続ける限り、カーオーディオの進化は止まらない

カーオーディオに魅せられた二人が、最先端テクノロジーへ挑戦し続ける

AM/FMカーラジオ「CR-1515D」
1976年リリース

Strada F class「CN-HX1000D」
2008年6月リリース

1990年代初頭まで、カーオーディオの機能といえば、ラジオとカセットテープの2つだけだった。カーナビを搭載している自動車など一部の高級車にすぎなかった。それゆえに、カーオーディオの開発に携わるエンジニアたちの働き方も、約20年の間で大きく様変わりしたという。1986年、パナソニック(当時松下電器)に入社した松本謙二は、当時を次のように振り返った。
「あの頃は一人一機種が当たり前。担当機種のハードもソフトもとにかく製品が完成するまで全てを担う。ある意味贅沢な時代でしたね(笑)。それが、今日ではソフトやハードなど各分野に専門特化した『機能分割』というスタイルが主流となり、カーオーディオに携わるエンジニアの働き方は劇的に変化しています」
エンジニアの働き方に大きな変化をもたらしたもの。それは、次々と誕生するテクノロジーであり、新しいオーディオプレーヤーの誕生によるところが大きいと松本は話す。
「大きく変わり始めたのは、1990年代初頭にカーナビの開発が本格的にはじまったあたりですね。単に音楽を聞くだけの機器ではなく、位置情報という全く異なる機能との融合。また、CDやMD、現在主流の「USBメモリ/デジタルオーディオプレーヤー」や「Bluetooth」など、カーオーディオを構成するテクノロジーが、年々高度かつ複雑化してきたことにより、開発領域の細分化が必要になったのです。開発に携わる人の数も年々増え続けていて、いまでは、30〜40名のメンバーとともに開発を進めています」
現在パナソニックは、市販向けとして、パナソニックブランドのカーオーディオを数多く擁している。一方、OEMという形で自動車メーカー向け製品の開発にも全社をあげて注力している。納入先は日本というワクを越え、世界各国の自動車メーカーから引き合いが絶えない状態だ。
2007年12月に、オートモーティブシステムズ社に入社した中台純一は、パナソニックを選んだ理由として、「OEMに力を入れていること」を挙げている。「カーオーディオが大好きなんです」と話す中台の前職は、カーオーディオに搭載する半導体を扱う技術商社のエンジニア。業界のトレンドとして、各社間のOEM競争が活発化していることを直接肌で感じていた中台は、自身もその最前線で開発に打ち込みたい!という思いから、パナソニックへの転職を決意した。
「面接の時に、担当する開発機種が多い話は聞いていました。前職でも担当機種は多かったので、不安や心配はありませんでした。しかし、現場に立ってみてまず驚いたのが、前職を遥かに上回る機種の多さ。『一人の担当がこんなに多いんだ』と(笑)。うれしかったですね。国内はもちろん、海外メーカーの自動車にも、自分が手掛ける製品が搭載されるわけですから。また、パナソニックの品質へのこだわりや、DPIM(開発手法)によって開発進捗がとても明確化されていることにも驚きました。昨今、各自動車メーカーが『品質向上』に取り組んでいるなかにあって、パナソニックが全社をあげて『品質』にこだわり続けていることが、メーカーからの信頼を勝ち得ているんだと感じますね」
オートモーティブシステムズ社のカーオーディオのソフトウェア開発を担うチームを率いる松本。チームの第一線で、自動車メーカー、さらにはドライバーを魅了する次なる製品の開発に余念がない中台。現在取り組んでいるテーマについて松本は次のように話す。
「まずグローバル化。同じ車種でも国ごとにインフラも異なれば、仕様も異なる状況のなか、いかに高品質な製品を提供できるかということ。さらに低価格化についても、避けては通れないミッションです。これらのテーマをクリアするために、『共用化設計』、つまり1つのソフトを、パラメータなどを変更することで他機種でも活用できる設計を推進しています。もちろん、パナソニックがこだわり続けている『品質』と『お客様視点』を第一に考えながらです。一方でこれから先も新しいテクノロジーが次々と搭載されていくことは間違いありません。だからこそ、私たちは中台のようなキャリア採用のメンバーを積極的に求めていきます。私たちにはない『知識』や『経験』に期待をしているからです」
松本と中台、カーオーディオに魅せられた二人のエンジニア。最後に「なぜカーオーディオが好きなのか」という質問をぶつけてみた。
「日本の高度経済成長を支えた『電機』と『自動車』。この両分野に関われる唯一の製品だからです。あとはやはり『最先端』に携われるから。これに尽きますね(松本)」
「新しいオーディオ製品が誕生するたびに、新しい開発テーマに取り組むことができる。実はいま、数年後にリリースする新製品の開発を担当しています。可能性に満ちあふれた製品。やはり魅力的です(中台)」

プロフィール

松本 謙二 1986年入社

大学院卒業後、パナソニックに入社。以来、OEM製品一筋で、カーオーディオの開発を手掛ける。現在はソフトウェアの開発チームを率いる立場として、次なる製品の開発に余念がない。

中台 純一 2007年キャリア入社

大学卒業後、半導体・部品メーカーにて、カーオーディオ向け半導体設計開発に従事。OEMに積極的に取り組んでいる環境で、技術に取り組みたいという思いを実現するため、2007年12月にパナソニックに入社。オートモーティブシステムズ社にてカーオーディオに搭載するソフトウェアの開発を担当する。