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セレブ気分で「ジョーバ」♪

セレブ気分で「ジョーバ」♪
柿崎こうこ氏のプロフィール 他の発見伝も見てみる これも松下!?発見伝〜アイデア商品〜 トップへ
ワタクシ、乗馬はしたことがなくてよ
柿崎こうこ氏自己紹介のイラスト
私は、美容と健康のためのアイテムには
常日頃からちょっとウルサイ。
いつも、なにか新しくていいものを探している。

ある日、イズム編集部の工藤さんから
取材の依頼が舞いこんできた。

「『美人道』を追求なさっているこうこさんに、
ぜひ、ジョーバを体験していただきたいんです!」

てっきりエステにまつわる家電などを
おすすめいただけるのかと思った私は、
少し拍子抜けしてしまった。

「えーっと、乗馬・・・ですか?

「乗馬」をイメージする柿崎こうこ氏

でもじつは私・・・
馬に乗ったことはないんです・・・」

「いえいえ、乗馬ではありません。ジョーバです♪
じゃ、さっそくカタログをお送りしますね〜」

「???・・・ジョーバ???」

ということで、カタログが届きました・・・。

「ジョーバ」のカタログの表紙写真
ふと、表紙に目をやると・・・。

「ゆられるだけで、燃焼ボディ。」
「乗馬フィットネス機器 ジョーバ」

ん?「燃焼ボディ」?このキーワード、気になる〜。

ということで、乗馬に縁のなかった私がひょんな事から不思議な「ウマ」に乗る事に。そのネーミングといい、発想といい、ナゾに満ちたジョーバの誕生秘話を探りに、滋賀県は彦根にある松下電工、ヘルシー・ライフ事業部をたずねてみることになった。

「ジョーバ」の親御さんにご挨拶!

このたびお邪魔したヘルシー・ライフ事業部では、「ダイナミック・ライフ」というキーワードのもと、中高年〜高齢者の方たちに向けて「これからの生活をより楽しむ“元気”をつくる」さまざまな商品を開発しているとのこと。なかでも「ジョーバ」は一番の人気者らしい。

案内された会議室では、4名の男性がお待ちかね。皆さん、開発初期からかかわった「ジョーバ」の親御さんたちだ。

ジョーバ開発スタッフの皆さん
中西隆介さん しのみやよういちさん
松下電工株式会社 電器事業分社
ヘルシー・ライフ事業部
ダイナミック・ライフ商品部 商品開発グループ
課長(商品開発担当) 参事
松下電工株式会社
先行・融合技術研究所
アクチュエータデバイスnBT
たちばな哲也さん 山本つよしさん
松下電工株式会社 電器事業分社
ヘルシー・ライフ事業部
ダイナミック・ライフ マーケティング 企画グループ
課長
松下電工株式会社 電器市場分社
電器マーケティング部
ダイナミック・ライフ マーケティング 推進グループ
エリア企画課
中西さん、しのみやさん、たちばなさん、山本さんの写真
ウマれ変わった「乗馬療法」

さて、「ジョーバ」の歴史を語る上ではずせないのが、「乗馬療法」。

欧州では、腰痛やひざの痛みに悩まされている方たち、高齢者の皆さん、そして身体障害や知的障害のある方たちのリハビリテーションメニューとして、乗馬が広く活用されているそうだ。特にドイツでは、「乗馬療法」が医療行為として認められているという。乗馬経験ゼロの私には、もちろん初耳だ。

「乗馬療法」についてくわしくはこちら

時はさかのぼって1986年。日本医科大学の木村教授(当時は国立身体障害者リハビリテーションセンター整形外科医長)という方が、ヨーロッパを視察した時のこと。腰痛治療の一貫として活用されていた「乗馬療法」の現場を目の当たりにし、教授は深く感銘を受けた。

「ぜひこの“乗馬療法”を日本でも実践したい。
しかし、日本は土地も狭いし、馬の数も足りない。
『生馬』を使わずして“乗馬療法”を実現するには・・・そうだ!
電動の馬を作ればよいのでは?」

日本における「乗馬療法」普及のため、教授はさっそくいくつかの企業に声をかけてみた。ところが、この斬新すぎるアイデアを引き受けてくれるところはなかなかなく、形になりかけては頓挫、という状況が続いた。

そんな木村教授と松下電工が偶然出会ったのは、1993年の秋のこと。

たまたま個人的にシステムキッチンを見に、松下電工のショウルームを訪れた教授。そこで目にした、キッチンプランをシミュレーションするための「VR(ヴァーチャル・リアリティ)システム」に驚愕。

当時のヴァーチャル・リアリティシステム体験の様子 システムの画面 ほほぅ
当時のVRシステム体験の様子。 ゴーグルの中に広がるのはこんな世界!

自らがあたためてきた乗馬マシンの構想と、このVRを組み合わせたら、スゴイものが出来るはず!と確信。夢を松下に託すことに決めた!

松下のショウルームでヴァーチャル・リアリティシステムに感動する木村教授のイラスト

翌1994年4月には、木村先生と松下電工のコラボにとどまらず、厚生省の外部団体(シルバーサービス振興会)からの委託という形で開発補助も付き、本格的に「乗馬療法システム」の開発がスタートした。

「木村教授にお会いしてその構想をうかがうまで、馬に乗ったこともなかったんですよ」

とおっしゃるのは、先ほどご紹介した面々のうちのお一人、設計担当の四宮(しのみや)さん。彼が中心となって始まった、その「国家的プロジェクト」。開発スタッフの奮闘の日々には、果たしてどんなエピソードが!?

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