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勝負事に関する娯楽の用語解説

囲碁

2人が相対し、361の目を盛った盤上に交互に一つずつ黒と白の碁石を並べ、地を広く占めた方が勝ちとする。主に男性間の遊戯。
紀元前に中国に起こり、日本には7〜8世紀に伝えられた。

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将棋

将棋盤をはさんで2人が相対し、81の升目を盛った盤に配置された20ずつの駒を交互に動かして戦わせ、敵の王将を取った方が勝ちとする遊戯。
インドに起こり、8世紀ごろ中国より伝わった。
現在全国の愛好者は1,000万人と推定される。

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麻雀(まーじゃん)

卓を囲んだ4人が136枚の牌(ぱい)の組み合わせで勝負を争う室内遊戯。
明治末期、中国とアメリカから前後して伝えられた。
非常にルールが複雑な反面、おもしろみも深く、現在、麻雀人口は全国で1,000万人を越し、かけ事として異常なブームを呼んでいる。
特に、サラリーマンの間では仕事帰りの遊びとして人気がある。

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花札

1月は松、2月は梅、3月は桜というように四季12か月の花を描いた花かるた。
カードは48枚で、〈はちはち〉〈かぶ〉〈こいこい〉など賭博(とばく)的色彩が濃い遊びに用いられる。
16世紀末ごろ、ポルトガルから伝えられた〈うんすんかるた〉から純日本式に改められたもので、現在でも一般の娯楽としてトランプなどとともに人気がある。

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パチンコ

直径11mmの鋼球をハンドルではじいて受け穴に入れる遊戯。
1920年代(大正末期)に子供の遊びして流行したガチャンコが、第二次世界大戦後、大人の間で急激に発展した。
獲得した球数に応じて商品と交換でき、さらにその賞品を換金することもできる。
パチンコ屋は、1970年現在、全国で約1万軒、機械数約160万台、年間売り上げ4,500億円、大衆娯楽の王座を占める。

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ボウリング

長さ約19m、幅約1mのレーンの先端に正三角形に並べられた10本のピンを、重さ約3〜7kg、直径約22cmの非金属性のボールを転がして倒す室内競技。1ゲームの最大得点数は300点で、得点を競い合う。
第二次世界大戦後(1945年〜)駐留軍によって伝えられ、1950年代後半から急速に流行た。
1970年ごろ、ボウリング人口は1,000万を越え、アメリカに次ぐボウリング王国になった。

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※本ページの内容は、タイム・カプセルEXPO'70記録書(1975年3月発行)を引用して掲載しています。社名や組織名など現在とは異なる場合がありますのでご了承ください。


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