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日本万国博覧会関係の用語解説

日本万国博覧会記念メダル

日本万国博覧会開催の資金調達の一環として、日本万国博記念メダル協会から、1969年9月15日に発売された。
総額67億円相当が発行され、売り上げ金の一部が協賛金として、日本万国博覧会協会に納められた。
金メダルは、18K、直径27mm、厚さ7mmでデザインは杉浦康平。
銀メダルは、スターリングシルバー、直径34mm、デザインは佐藤忠良。
銅メダルは、丹銅、直径34mm、デザインは福田繁雄。
さらに1969年11月、万国博覧会シンボルマークが制定されたことから、記念メダルとしては日本で初めてのプラチナメダル(小売値1個10万円)が作られ、1970年3月25日、発売と同時に売り切れた。デザインは、万国博覧会マークシンボル。純プラチナ、直径30mm。

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記念硬貨(百円)

日本万国博覧会記念のための臨時補助貨幣で、当初3,000万枚の計画で発行されたが、会期中1,000万枚の追加発行がなされた。
引き換えの方法は、計4,000万枚のうち500万枚は日本万国博覧会会場を訪れた外国人用の特別わく分として会場内店舗銀行に割り当て、1人一定枚数を交換した。
残り3,500万枚は、一般預金業務を取り扱う全国金融機関ならびに全国の郵便局において、1970年3月10日および7月9日の各午前9時より引き換えられた。
素材は白銅(銅75%、ニッケル25%)で、直径28mm、重さ9g。表側は、葛飾北斎(かつしかほくさい)の<富嶽(ふがく)三十六景>の一つ<凱風快晴(がいふうかいせい)(赤富士)>をデザインした図柄。裏側は、地球を背景に日本万国博覧会のシンボルマークをデザインしたもの。

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日本万国博覧会記念郵便切手(寄付金付き)

日本万国博覧会の開催記念と準備金調達のために、1969年3月15日から4月14日まで、(東京中央郵便局にかぎり6月14日まで)発行された2種の切手。
15円切手(売価20円)は1,500万枚、50円切手(売価60円)は750万枚、発行された。
15円切手は、縦27mm×横22.5mmで、地球と日本万国博のマーク、50円切手は縦33mm×横48mmで尾形光琳(こうりん)筆の<白梅図>が、それぞれ図柄になっている。
これらの切手は非常な好評を博し、全国各地で発売と同時に売り切れとなった。1969年12月、日本万国博覧会協会に対し、募金額から発行に必要な経費を差し引いた1億3,800万円の寄付金が交付され、この交付金は、会場中央口の建設費に当てられた。

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※本ページの内容は、タイム・カプセルEXPO'70記録書(1975年3月発行)を引用して掲載しています。社名や組織名など現在とは異なる場合がありますのでご了承ください。


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