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家庭用燃料電池 家庭での燃料電池利用

このページの説明は、商用第一号機として開発された家庭用燃料電池の仕様に基づいており、最新の機器における値と異なっています。

現在商品化されている「家庭用燃料電池コージェネレーションシステム」の発電出力は、1kWです。出力としては小さな発電機ですが、家庭で利用した場合、どのような効果があるのかを、まとめてみます。

発電出力が 1kW(1000W) ?

冷蔵庫の消費電力については、約100〜200W程度。また、エアコンの場合、8畳間に設置されているクラスで、運転時の消費電力が約400〜500W。テレビについては、37型クラスのプラズマで、200W程度と、最近の省エネ性の高い商品ばかりをお使いのご家庭であれば、1kWの発電ができれば、燃料電池で十分にまかなえる可能性があるように思えます。
しかし、家庭内では、照明など、多くの電気製品が接続され、それぞれに電気を消費し、炊事、洗濯等、一時期に多くの電気を消費する機器もあります。このように考えると、燃料電池の発電能力が1kWでは、とうてい家庭内で消費する電力をまかなえません。

しかし、コージェネレーションシステムとは、発電と、それに伴って発生する排熱の両方を利用するシステムであること。
また、燃料電池の能力として発電が33%(HHV)であるのに加え、給湯が45%(HHV)と、単なる「発電するシステム」だけでなく、「発電するシステムで同時にお湯を沸かすことができるシステム」と考えれば、家庭における燃料電池の有効性が見えてきます。

効率的なエネルギー活用に向け

家庭における電力や、お湯の使用状況を確認してみると、一般的に、朝や、夕方〜就寝されるまでに消費されています。

燃料電池では、200Lのお湯を溜める貯湯タンクがあります。タンクに蓄えられた熱エネルギーと、電力として消費されるエネルギーの関係をバランスよく保ちながら燃料電池の運転を行えれば、都市ガスで供給されたエネルギーを効率よく家庭で消費することが可能になります。

信頼性・安定性を確保

家庭用燃料電池コージェネレーションシステムは、新しいシステムです。
新しいシステムであるからこそ、しっかりとした信頼性・安定性を確保しなければなりません。
パナソニックでは、総合家電メーカーとして、家電・設備商品で培った設計技術・品質ノウハウを活かした総合技術力により、システムの重要な要素技術を自社で開発し、製造することで、高い信頼性と安全性の確保を行っています。

熱エネルギーの利用で広がる豊かな生活

今まで、熱エネルギーについては、ガスや、電気を消費し、家庭内で作り出さなければなりませんでした。しかし、燃料電池の普及が進めば、発電を行うと同時に、お湯として熱エネルギーが作り出されるため、この熱エネルギーを有効に消費する必要があります。
燃料電池で生み出される熱エネルギーを利用し、調理や、家事等、日々の生活に利用できるようにする製品など、熱エネルギーの活用は、さまざまな可能性を生み出すと考えています。

2005年2月、「家庭用燃料電池コージェネレーションシステム」は、1kWクラスと小型ながら、電気と熱の両エネルギーをバランス良く生み出し、エネルギー効率の向上と、CO2削減を実現できる機器として、東京ガス株式会社より発売されました。
現在のところ、都市ガスのインフラによる燃料供給という制約がありますが、設置面積がコンパクトで、騒音や振動も少ない燃料電池は、家庭でエネルギーを創りだし、生活におけるエネルギー消費のあり方を変える可能性を持っています。

今後は、都市ガスインフラの整った環境だけでなく、LPガスへの対応も含め、更なるエネルギー効率の向上に向けた研究開発を進め、環境への影響を限りなく減らしながらも、生活の質を高めていく「新たなくらし価値創造」を追求してゆきます。

燃料電池普及促進会(FCA)
Panasonicの家庭用燃料電池ページ

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