vol26.「声援」

インパルスを応援していただいている皆様、お久しぶりです!
今回のコラムを担当させていただきますマネージャーの栗栖です。

先日のノジマ戦は今季初の遠征、さらに台風が接近し、激しい雨という状況で応援に駆けつけてくださいました方々、
本当にありがとうございました。

レギュラーシーズンの試合が終わり、いよいよJXBへ向け、
クォーターファイナル・セミファイナルと、より熾烈な戦いが始まっていきます。

ノジマ戦の試合後、ファンの方へのあいさつで斎藤選手も言っていましたが、
ここからの試合は負けることは許されず、文字通り絶対に勝たなければなりません。
日本一になるためには、より一層気を引き締めていかなければなりません。


今シーズン、僕は諸事情でなかなか練習に参加することができていません。
選手を見ることができるのは、試合の時ぐらいになっています。
そのため、僕にとっては試合の雰囲気しか分かりません。
練習中に選手間でどのようなやり取りがあるのか、練習中の雰囲気がどんな感じなのかあまり知ることができません。
中学から社会人まで今までのフットボール生活ではこんなにチームから離れたことがなかったので、とても不思議な気分になります。
練習に参加できないので、試合の雰囲気が今の僕にとっては全てです。
ですので、試合の雰囲気の違いを今まで以上に感じるようになっています。

さて、少し話は変わりますが、先月の富士通戦、オービック戦、ノジマ戦は観客の方の声援の力を感じる試合だったと思っています。
多くの方がインパルスの応援に来てくださり、試合中はスタンドから大きな声援がずっと聞こえてくる試合でした。
もちろんクラウドノイズ(敵チームのスナップカウントやコミュニケーションを防ぐために大きな声や音を出すこと)
という意味で声援は大事という意見もあります。
ですが、僕はそれ以上に声援によって選手・スタッフが勇気づけられ、よりアグレッシブにプレーができるのが、
声援の最大の力だと思っています。

コラムをご覧になっている方には高校や大学、社会人でもなにかスポーツをしている・されていた方もおられると思います。
その中には、もしかすると試合中の集中している時には声援はほとんど聞こえないと感じた方もいるかもしれません。
僕も高校時代に選手をやっていた時は、試合中は聞こえない派の一人でした。

ですが、最近は観客席からの声援をよく感じるようになってきました。
サイドラインにいると、後ろから感じる声援がとても頼もしく感じます。
そこで僕が思ったのは、声援は「聞く」のではなく、「感じる」のだと思います。

試合中は意識的に聞こうとするのではなく、無意識に声援という雰囲気のようなものをその身に感じて気持ちを奮い立たせる。
さらに、それを感じることで良いプレーをしたときに、会場と一体となって喜ぶことができます。
その積み重ねが流れを引き寄せるということなのだと思っています。
皆さんの声援は試合の流れを示す道標であり、試合の流れを左右する手綱にもなり得ます。
先月の3戦のような最後までどちらが勝つか分からないような試合では、特に声援の力は重要です。

そんな皆さんの声援によって、全勝でJXBトーナメントへ進むことができました。
日本一に向けて大きな後押しを、ありがとうございます。

これからの試合はさらに皆さんの声援が必要になってきます。
インパルスが日本一になるその日まで、さらなる声援をよろしくお願いします!


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【試合情報】
対戦相手 : ワイルドカード・プレイオフ1勝者(アサヒビールシルバースター or オール三菱ライオンズ)
会場   : ヤンマースタジアム長居 (http://www.nagaipark.com/stadium/
日時   : 2017年11月12日(日) 12:00 KICK OFF (試合時間変更の可能性あり)


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