パナソニックの環境活動について(概要)
「企業は社会の公器」
1918年の創業以来、モノづくりを本業としてきた当社は、社会の健全な発展に役立つ商品・サービスを生み出すこと、事業を通じて社会に貢献することを使命としています。創業者・松下幸之助は、その使命を「綱領」に制定し、それは当社の経営理念として受け継がれています。そして今日、この思いをグローバルブランドスローガン「Panasonic ideas for life」に込め、全世界の従業員が、開発・製造・販売・サービスを通じて、人々の豊かなくらしや持続可能な社会の実現のために、価値あるアイディアを提供しつづけることをめざしています。
地球発想の「環境革新企業」をめざして
当社は1991年6月5日に「環境宣言」を策定し、全世界の事業場が環境への取り組みを推進してきました。環境問題、資源問題をはじめとした地球規模のさまざまな問題 はますます深刻化し、人類全体が「持続可能な社会」へと大転換を図らなければなりません。創業100周年にあたる2018年に向けて、当社はグループ全体のあるべき姿を「エレクトロニクスNo.1の環境革新企業」と位置づけ、あらゆる事業活動の基軸に「環境」を置き、「例外はない」という徹底した姿勢を示してまいります。
世界中の次の世代の人たちのために
創業以来、くらしに密着した事業を営む中で築いてきた人々との深いつながりは、私たちの最大の財産です。当社が取り組むべきことは、持続可能な社会の実現という課題に正面から向き合い、世界中の次の世代の人たちのために先頭に立って「くらし」から起こしていく、ということではないかと思います。こうした思いのもと、私たちが提供する“アイディア”によって心豊かなグリーンライフスタイルを実現する「グリーンライフ・イノベーション」と、私たち自身の事業活動で究極な環境負荷低減を実現し、さらにそのビジネススタイルを社会に広く提言していく「グリーンビジネス・イノベーション」の二つのイノベーションを柱に、グループ一丸となって取り組んでまいります。

2007年4月に導入した独自の環境マーク「eco ideas」は、商品の環境ラベルや宣伝・広報活動、従業員用の環境バッジに至るまで当社の環境への取り組みや姿勢を示すシンボルとして、グローバルに使用し、当社の決意を広く示しています。
主な取り組み
CO2削減の取り組み
CO2などの温室効果ガスの排出量を2050年までに2005年度比で半減させることが、世界全体で取り組む中長期的な環境目標の一つとして掲げられています。当社は社会の動きに先んじて、2018年に「生産活動」のみならず「商品」使用時も含めた事業活動全体でのCO2排出量を増加から減少(ピークアウト)させることをめざし、独自の指標「CO2削減貢献量」を導入しました。「商品(省エネ・創エネ)」「生産活動」の2つの切り口でCO2削減取り組みを加速するとともに、蓄エネルギー機器の開発や、太陽光発電、燃料電池などによるエナジーシステム事業の拡大、工場省エネ支援サービスの展開も推進します。
資源循環の取り組み
当社はCO2に並ぶ重要テーマして資源循環を掲げ、「投入資源を最小化し、再生資源を最大化する」「生産活動から出る廃棄物の最終処分量をゼロにする」という二つの切り口で「循環型モノづくり」の取り組みを推進します。これまでの製品の軽量化・小型化による投入資源の削減取り組みに加え、今後は新しいリサイクル技術の導入などによる再生資源回収量の増加、活用拡大とともに、工場廃棄物の発生量の削減に取り組むことで、最終処分量を限りなくゼロに近づけることをめざします。また、生産活動の取水・排水による水資源への負荷低減、節水などに役立つ商品の開発などによる水資源保全にも取り組みます。
生物多様性の取り組み
当社は、生物多様性への影響を適切に把握し、その保全に貢献するという目標のもとに、自治体や環境NPO、専門機関と連携して取り組みを推進しています。
ステークホルダーとの協働/地球市民活動
環境貢献の取り組みは、当社だけの閉じた活動では大きなイノベーションにはつながりません。お客様やビジネスパートナーとの双方向のコミュニケーションを通じて「革新のうねり」を起こします。また、全世界の従業員ひとり一人が地球市民として、持続可能な地球環境と社会づくりに貢献することをめざしたパナソニック エコリレー・フォー・サステナブル・アースの活動推進や環境経営活動の推進基盤となる人材の育成に取り組んでいます。

