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プレスリリース

2010年9月24日

第37回国際福祉機器展に出展

ロボット技術を応用し、「電動ケアベッド(車いす機能付き)」と「洗髪ロボット」を開発

電動ケアベッド(車いす機能付き)を開発

洗髪ロボットを開発

【要旨】

パナソニック株式会社はロボット技術を応用し、ベッドと車いすに相互に形状が変化することで、介護する方の負担の軽減と、介護が必要な方が安心して車いすに移乗できる「電動ケアベッド」と、介護施設や病院での洗髪を、施設スタッフの方の負担を軽減しながら快適にサポートする「洗髪ロボット」を開発しました。今後も、これら機器の開発を加速し、介護を必要とする方々に安心・安全な生活サポートを提供することを目指してまいります。当社は、この2点の開発品を第37回国際福祉機器展(9月29日〜10月1日、東京ビッグサイト)に参考出展します。

【背景と従来の課題】

当社は、安心・安全・快適なくらしを実現するために、介護・福祉分野において人をサポートするロボットを継続的に研究・開発を進めています。

その一環として、介護作業の中で最も負担が大きいとされる「ベッドと車いすの移乗時の介護者の負担」を軽減しながら、介護の必要な方の自立を支援する「ロボティックベッド」を昨年開発し、国際福祉機器展に出展して大きな反響と商品化への期待を頂きました。このロボティックベッドを、人と共存する環境で使用するための安全技術開発、安全整備の推進を、引き続きNEDO(独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)のプロジェクトにて進めつつ、一方でベッドと車いすをより手軽な仕組みで融合させる、介護現場で使いやすい実用モデルの開発に取り組んできました。

一方、病院・介護施設の仕事内容調査やスタッフの意見から、日常的な生活行動である「洗髪」が、入浴の難しい入院中の方や障がいのある方の希望が高いにもかかわらず、介護する側の労働負担の大きさなどからきめ細かな対応が困難であるという実態が明らかになりました。

【特長】

●電動ケアベッド

従来の電動介護ベッドと同様の背上げ・ひざ上げ・高さ調節などの機能を持ちながら、ベッドの半分が車いすユニットとして機能する、ロボティックベッドからより実用性を高めた電動ケアベッドです。ベッド本体と車イスユニットの分離・合体がスムーズに行えるため、介護が必要な方・介護する方双方にとっての負担やリスクが大きかった移乗を簡単・安全に行うことが可能です。

  1. ロボット技術開発で培ったメカ機構
    電動ベッドと車いす機能の両立を目指しつつ、構造のシンプル化を図り、ロボット技術で培った機構部品の工夫やモータ数の削減を行い、単純かつ安全な分離・合体機構を実現
  2. 介護者に使いやすい分離・合体ガイド
    車いす分離時、音声・LEDランプにより分離可能なことを教えるなどガイダンス機能を装備
  3. 介護者の力の負担を最小限にするパワーアシスト技術
    空圧サポートや補助輪などによるパワーアシストで、介護者の負担を軽減

●洗髪ロボット

ロボットハンドの技術を応用し、手洗い・泡洗浄を合計16コの指先で行う洗髪ロボットです。頭の形を予めスキャニングし、いろいろな形の頭に対して最適な力加減で頭全体をマッサージしながら洗浄動作を行います。個人ごとのデータもメモリ登録可能で、毎日の洗髪ニーズにも対応することを想定しています。

  1. 3D形状追従メカニズム
    左右のアームが頭の形状に3次元的に追従、スキャニングすることで頭の形状を測定・記憶し、いろいろな形の頭に対し、その形状に沿って洗髪を行う機構
  2. 最適なマッサージを実現する力制御技術
    左右のアームには、スイング・押さえ・揉み動作を行う左右独立のモータがそれぞれ3個搭載され、力検出センサと連動して最適なマッサージ洗浄を実現
  3. 個人データを記憶し、好みのメニューで運転が可能となるメモリ機能
    3D形状追従メカニズムによる頭の形状や、マッサージメニューなど個人データを登録しておけば、毎日の使用も簡単な指示で可能

当社は引き続き、ロボット技術を応用して、介護が必要な方のサポート、介護に携わる方の負担の軽減をご提案し、お客様のニーズを捉えた開発を進め、介護・福祉分野におけるお役立ちを目指してまいります。

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