
さる2011年11月10日、東京臨海副都心にある「パナソニックセンター東京」において「Panasonic NPOサポート ファンド 2011年募集事業 贈呈式」を開催しました。当日は、助成の決まったNPOの代表者をはじめ、選考委員、NPO関係者、企業の社会貢献担当者など90名が参加し、助成通知書贈呈に加えて、キャパシティビルディング(組織基盤強化)に関する講演や、本ファンドでキャパシティビルディングに取り組まれた団体の事例発表も行われました。また、交流会では、選考委員や講師と直接意見を交わしたり、環境と子どもという異なる分野の団体が入り交じって交流を深めるなど、充実した時間となりました。
贈呈式

当社の役員であり、コーポレートコミュニケーション本部長でもある、大澤 英俊(おおさわ・ひでとし)より、各団体代表一人ひとりに助成通知書が手渡されました。
環境分野 :http://panasonic.co.jp/citizenship/pnsf/2011r/kan_jyosei.html
子ども分野:http://panasonic.co.jp/citizenship/pnsf/2011r/ko_jyosei.html
各分野選考委員長 総評
客観的な認識と強い目的意識を

環境分野選考委員長 広瀬 敏通氏(特定非営利活動法人 日本エコツーリズムセンター 代表理事)
今回の選考でとくに重視したのは、助成を通して達成したい課題と活動の目的が明確かどうかです。それが明確でなければ、効果的な社会への発信もできません。そして、大きく変化する社会環境のなかで主導者の役割りを担うには、社会と自己に対する客観性のある認識と、それに基づいた実行性のある強い目的意識が求められます。3月の震災で膨大な犠牲を伴いながらも、市民社会の形が根底から変化する兆しが生まれています。この助成を活かして、みなさんがよりよい活動を展開されることを期待しています。
自らの課題は正しいか、第三者の目で見つめ直して

子ども分野選考委員長 坪井節子氏(社会福祉法人カリヨン子どもセンター 理事長)
今年選ばれた団体は、いずれも長い支援実績を持つ団体ばかりです。それがなぜ、いま、組織基盤強化なのか。悩みは共通です。ひとつは組織の世代交代の問題。理念や活動の継承をどうすべきか。つぎに慢性的な財政難と委託事業への依存体質。そして広報力の強化です。しかし、選考書類を見ると課題自体をきちんと認識されていない団体も見受けられます。組織診断で第三者の目を入れて、組織の本当の課題は何なのか、見つめ直していただければと思います。
