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日本:パナソニックイノベーションワークショップ(PIWS)第9期 活動報告

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 6月にスタートしたパナソニックイノベーションワークショップ第9期が、11月末最終報告会を行い、約半年間の活動を終了しました。
 これまでの活動の概要と、11月26日(土)に実施した最終報告会の様子をご紹介します。

 パナソニックは、2012年から社員を対象に、新興国・途上国の社会課題を理解し、その解決のための新商品や新規事業を提案する、自主参加型のワークショップ「パナソニックイノベーションワークショップ(PIWS」を開催しています。
 第9期となる2016年度のワークショップは、インドネシアのゴミ問題をテーマに、営業・技術・経理・知財など多様な職種の有志社員13名が参加し、週末のワークショップや就業後のチーム活動に取り組んできました。

 前半では、現地でごみの削減やリサイクルに取り組む社会的企業「Greeneration Indonesia(GI)」から、現状と課題を教えていただきました。本ワークショップのために来日してくださった、GI代表のMohamad Bijaksana Junerosano(Sano)氏によると、インドネシアでは、不適切なごみ処理による環境破壊や、ごみ収集人の劣悪な労働環境、リサイクルが進まないこと、など、深刻な課題があるそうです。参加者は、Sano氏のご講義や、弊社の家電リサイクル工場見学など、さまざまな学びの機会を通じて、しだいにこの問題を自分ごととして捉えるようになっていきました。

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 夏季休暇には、希望者7名が自らの費用でインドネシア・ブカシへ渡り、10日間GIの活動に参画しました。そして、「事業戦略立案」、「オペレーション改善」、「新規事業プラン検討」の3つの切り口で仮説検証を行い、GIへ提案を行いました。最終日には、パナソニックマニュファクチュアリングインドネシア(PMI)を訪問し、工場見学ののち、インドネシア法人責任者会議にて活動内容の報告も行いました。現地活動参加者は、「現場で社会課題の深刻さを知ることができた」、「GIの課題解決に対する情熱や、チームワーク、スピード感など、たくさんの学びがあった」など、自らの視野の広がりや、課題解決への意欲を感じたようです。

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 9月からの後半では、前半での学びを踏まえて、課題解決につながる当社のビジネスアイデアについて検討してきました。現地活動に参加したメンバーから、他のメンバーへの帰国報告を行い、取り組むべき課題を特定して、チームを再編成しました。その後、検討したビジネスアイデアの中間報告を行い、社内外の有識者からフィードバックを得て、新規事業提案を練り上げていきました。

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 そして、11月26日に最終報告会を実施しました。報告会には、当部の福田部長をはじめ、当社の家電リサイクル事業に関わるパナソニックエコテクノロジーセンター株式会社の北平社長、生産技術本部リサイクル事業推進室 海外推進課の宮田課長、そして、パナソニックマニュファクチャリングインドネシアからもテレビ会議でErika Valentinaさんが、講評者として参加しました。

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 提案は、「社内で遭遇した幹部に、短いプレゼンで興味を引く」という想定での3分間のエレベーターピッチに始まり、課題認識からビジネスモデルまでの事業提案の詳細をプレゼンテーションしました。いずれのチームも、何度も議論してきたことがわかる、独自性の高い事業提案となっていました。

【3チームの事業提案】

 ● 家電の修理とリサイクル事業
 ● リサイクル事業会社の効率改善
 ● 環境啓発サイトの運営

 講評者からは、「人口の多い新興国で、効率化に価値はあるのか」、「誰の課題なのか、ターゲットを明確に」など事業化に向けた厳しいコメントがありました。一方で、「通常、当社は政府への働きかけなどに着目するが、長期的かつ困難な『個人の意識改革』にあえて取り組んだところがよい」など、現地課題を理解してこその視点に対する評価のコメントがありました。最優秀提案には、雇用まで視野に入れて検討されているところが評価された、リサイクル事業会社の効率改善案が選出されました。

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 参加者は、職種や事業部を超えたメンバーとの半年に渡る取り組みを通じて、プロジェクト推進力やコミュニケーションスキルなどが向上したと振り返っていました。また、仕事を通じて少しでも社会に貢献したいという意欲も高まったようです。これからも各自の挑戦を続けていくことを宣言して、6ヶ月の活動を終了しました。

 Panasonic Innovation Workshopでは、引き続きさまざまな国の社会課題をテーマに取り上げ、事業によるサスティナブルな社会課題解決を目指して、人づくりと風土作りに取り組んでいきます。

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【参加者の声】

 ● 業務外活動なので、この半年間沢山の睡眠時間と休日を費やしたが、本気で社会を良くしようと活動されているクロスフィールズの方々、CSR部門の方々、ロールモデルにしたいと思える他部門の方々と一緒に活動でき、費やした時間やエネルギー以上に得るものがあった。活動を通して、自分にまだ足りないスキルを認識できたり、仕事を通じて何がしたいのかを考える良い機会になった。

 ● Sanoさんから教えていただいたインドネシアの現状に衝撃を受け、少しでも貢献したいという気持ちを持った。業務で直接的にできることは少ないが、学んだことを積極的に伝えていきたいと思う。

 ● 自分が会社生活で養ってきたスキルを社外で実践するのは、ほぼ初めてだったが、自身の会社での経験は、社会課題の解決を目指す団体に対しても貢献できるところがあると実感できたが大きい。また、個人として社会にどのように関わりたいのかを改めて考えるよいきっかけになった。

(関連リンク)

新興国ワークショップ(PIWS
新興国プロボノ(PIVoT
パナソニックが取り組む、新興国・途上国の課題解決プログラムについて
協働パートナーNPO クロスフィールズ


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