Panasonic Corporate Citizenship News
パナソニック企業市民活動ブログ

パナソニックグループの企業市民活動、世界各地の事業場や社員の社会貢献活動リポートをご紹介します。

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日本:企業連携(JEMA)による理科教育支援活動 ~2013年度の活動~

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「日本電機工業会(JEMA)」では、昨今の子どもたちの理科離れに危惧を抱き、将来にわたる電機業界の人材育成につなげるため、2008年よりワーキングを立ち上げ、理科教育支援に取り組んできました。当社も立ち上げ当初よりワーキングに参画し、他の会員企業とともに、小学校6年生の理科単元「電気の利用」と連動した教材開発に携わってきました。現在、JEMAではプログラムの普及に向け、当社を含む会員企業の社員が講師となり「理科教員セミナー」を全国で展開しています。2013年度は、関東・関西・中部・九州を中心に22回 約550名の先生方を対象にセミナーを実施しました。

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―セミナーに参加された先生方の声―

子どもたちが興味を持って実践できる内容だと思った

実際の実験を通じて、詳細な注意点を教えてもらえて大変ためになった

単元の指導方法や資料が豊富で楽しく活動できた

実際の授業で役立つ内容だった

実際の授業で困っていることの解決策などを提示してあり大変参考になった

 

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 JEMAのセミナーはビデオを見たり、テキストを使って話を聞いたりするだけでなく、児童たちの科学的思考を養うための授業進行案や実験を実際に体験いただくことに重きを置いた進め方をしています。特に、わずかな手順の違いで想定外の実験結果になったり、ちょっとした操作で新しい気づきに繋がったりする「想定外」をセミナー中でご経験いただくことで、実際の授業で児童が行う実験の際に、柔軟に自信を持って対処できるようになると考えています。また、セミナー最後には、先生方へのメッセージとして、私の小学校時代のエピソードをお話しています。当時、先生から「何気ない日常の中にも不思議なことがいっぱいある」と教えていただいたことがきっかけで世間を見る目が変わり、「理科好き」になりました。ぜひ先生方の手で「理科好き」の児童をいっぱい育てていただきたいと願っています。

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セミナーの進行役となる「セミナー講師」を中心に担当しており、今年で3年目を迎えます。セミナーでは、蓄電と発熱について、電気製品の安全使用のポイントも含めて講義を行うほか、実際に教員の方々に実験を体験して頂きます。小学校の理科の指導が難しいと思うのは、制限のある中で小学生にわかりやすく教えなければならないことです。例えば、同じ長さで太さの違うニクロム線に電流を流すと、どちらが先に熱くなるか、という実験があります。小学校ではオームの法則や抵抗の概念を教えないため、つなぎ方(並列と直列)によって結果が異なる理由を説明することは容易ではありません。このような課題を解決し、教員現場の第一線で活動されている先生方のお役に立てるよう、今後もこの活動に参画していきたいと思います。201402モノづくり2.png

私は小・中学校時代の電気への興味から、パナソニックへ入社し、冷蔵庫のコンプレッサーの開発に携わってきました。入社当時の私はどうして冷蔵庫が冷えるのか詳しく知りませんでしたが、コンプレッサーの部品をばらばらにして、自分の手であれこれ動かし、この部品はどう動くのかなど、まるで子どもの頃、学校の教材や、プラモデル、おもちゃをいじりまわした感覚で勉強したことを覚えています。

また、開発に携わって実感するのは、意外と「失敗してわかること」が多いことです。例えば、「良くなる、うまくいく」と思ってやったことなのに、全く逆の結果になることがあります。その理由をメンバーと一緒に何度も議論する中で、ふと新しいことを発見したり、新しい技術が生まれたりすることもあります。今日、1960年、70年代と比べると電気・電子機器の技術は高度に複雑化して、いわゆるブラックボックス化により製品を見ただけでは理解しにくい側面もあるかもしれませんが、全ての製品をより高度化していく源泉は、子どもの時に抱く「好奇心」「興味」であり、「観察」・「実験」・「資料」・「データ」などから自分達で考えて組み立てていく「科学的思考プロセス」ではないかと思います。本活動を通じ、先生方にも、もう一度、子どもの目線にかえっていただき、実験をする楽しさなどを再発見していただければと思っております。

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パナソニックで次世代育成支援活動(パナソニックキッズスクール)の担当をしていることから、JEMAの活動にも2年前から参加させていただいています。JEMAセミナーの魅力は、電気に関するプロの技術者と一緒に実験を行ったり、授業を実施する上での疑問をその場で解決していける点です。また、JEMAの会員である様々な企業が連携をして運営している点も非常にユニークです。日本の電機産業全体を育てていくために、「次世代育成支援」テーマに企業が連携をしている本活動はまさに企業市民活動の好事例だと思います。学校の先生方のサポートから進めていく本活動は非常に息の長いものですが、1人でも多くの先生方のお役に立てるよう、今後もこの活動に参画していきたいと思います。

JEMAプログラムとは:

電機業界ならではのノウハウやリソースを活かした本プログラムは、小学6年生の理科単元「電気の利用」に連動した内容になっており、全4次10時間の授業プログラムから構成されています。学校の学習と実社会がどのようにつながっているのかをわかりやすく説明したもので、予備実験のデータや、実験上の注意点、テクニカルなアドバイスなども豊富に盛り込んでいます。

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【関連情報】 

○パナソニックブログ:企業連携による理科教育支援活動

http://panasonic.co.jp/citizenship/blog/2013/01/post-315.html

○JEMA理科教育支援活動のトップページ

http://www.jema-net.or.jp/Japanese/rikakyoiku/index.html

○教材のダウンロードページ

http://www.jema-net.or.jp/Japanese/rikakyoiku/program/index.html 

○パナソニックの次世代育成支援活動

http://panasonic.co.jp/citizenship/child/ 

日本:岩手県と大阪府で「ハイブリッドカー工作教室」を実施! 2/2(日)に大勢のこどもたちがエコについて学びました

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■岩手県宮古市(シートピアなあど)にて、当社が参画している「宮古市スマートコミュニティ推進協議会」主催、「森・川・海の再生可能エネルギーシンポジウム」が開催されました。
そのテーマと連動したプログラムのひとつとして、「ハイブリッドカー工作教室」を今回実施しました。

イベント内では、宮古市の名越副市長による講演、市民の皆さんを交えたパネルディスカッションを実施。
会場では100人を超える市民の皆さんが訪れ、再生可能エネルギーを活用した復興・地域発展について学び合いました。
「エネルギーの自給自足」や「スマートコミュニティ」の市計画の理解を深めていきました。

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「ハイブリッドカー工作教室」では、 1階イベントホールにてハイブリッドカーを市民の方にご紹介し、 午後には2階教室にて、宮古市の子供たち・保護者の方々・公民館の方と一緒になり、スタッフ含め総勢20人で工作をしました。ご家族での参加者も見受けられました。 
ラジオ局、宮古エフエム みやこハーバーラジオさんが、市民の方へイベント取材に入っておりました。 

224.jpg227.jpg当社システムソリューションズジャパン東北社、東北復興ソリューションプロジェクトチームも講師として加わり、「環境にやさしいこと」について一緒に考えながら、 宮古市イベントテーマである「再生可能エネルギー」について、ハイブリッドカー工作を通して知識を深めて頂きました。
走行シーンでは、どのように車が動くか、ワクワクしながら振り子の動きを確認している子供たち。  終了後は、「家でハイブリッドカーを走らすことに、とてもワクワクしている」「再生可能エネルギーの有効利用、スマートコミュニティの事業に興味があるので勉強になりました」、との地元の皆さんにコメントを頂きました。  228.jpg 

 

■大阪府堺市にある「堺市教育文化センター ソフィア・堺」にて開催された、「堺で科学 サかイエンス2014」で「ハイブリッドカー工作教室」を実施しました。
サかイエンスは、次世代を支える若者たちが、科学のおもしろさや科学技術と日常生活のかかわりを楽しく学べる場を広げることを主旨とし、毎年多くの団体、企業、学校が参加しています。今年の来場者は4200名を越え、大変、盛況なイベントでした。
ハイブリッドカー工作教室は、午前と午後と2回行い、70名を超える子供たちが、工作に挑戦しました。

229.jpg239.jpg会場では、省エネライトやさまざまな電池、電池の種類や歴史を学ぶパネルの展示を実施。
子供たちにわかりやすい内容を心がけましたが、保護者の皆さんも熱心に見学をされているのが印象的でした。238.jpg                                                                                                                    

こんにちは。堺市環境指導課の増田です。
今回開催した「サかイエンス」は、堺市教育センター主催の科学イベントということで、小学生を中心に、家族連れが多く来場されたイベントでした。
事前申し込みにしたところ、募集を上回る応募があり、当日もほぼ全員が出席される好評ぶりでした。
正直なところ、工作に集中せず、ふざけたりする子もいると思っていたのですが、実際に工作が始まると、みんな真剣な眼差しで楽しそうにハイブリッドカーを作っていました。
最近は、このような工作に始まる「ものづくり」への興味が薄くなってきていると言われますが、いざ取り組んでみると「大人社会がそのような機会を子供から奪っているのではないか」と考えさせられました。
これからも子供たちにとって、楽しく、身になるような取組を実施していきたいと思いますので、今後も産学官協働のイベントにご協力お願いします。

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パナソニックキッズスクール ハイブリッドカー工作教室は、日本中、世界中で開催しております。

 

【関連サイト】

「組織基盤強化に第三者の力をどう取り入れるか」 NPOの組織基盤強化フォーラムに120名が参加

F01.jpg 「組織基盤強化フォーラム ~組織基盤強化に第三者の力をどう取り入れるか~」を2014年1月23日(木)にパナソニックセンター東京で開催。NPO/NGOや社会起業家、助成財団、企業のCSR・社会貢献担当、中間支援組織、コンサルタント、研究者等、120人が参加しました。

パナソニックは、社会課題の解決の促進に向けて市民活動が持続的に発展していくためには、NPO/NGOの組織基盤強化が必要との認識のもと、2001年にNPO/NGOの組織基盤強化を応援する「Panasonic NPOサポート ファンド」を設立し、229件2億7千万円の助成をしてきました。毎年プログラムを改善しながら5年ごとに大きく改定し、設立10年目の2010年にはプログラムの有効性を調査する第三者評価を行いました。現在は第三者の多様で客観的な視点を取り入れながら組織基盤強化に取り組むことを応援するプログラムへと進化しています。

 フォーラムでは、NPOサポート ファンドが助成テーマに掲げている「客観的な視点を取り入れた組織基盤の強化」について、NPOやコンサルティングの専門家、地域のNPO支援センターの実践例をもとに、多面的な角度から第三者を巻き込むことの成果、効果について議論を深めました。

F02.jpg■実践事例報告パネリスト

 大垣内弘美さん(NPO法人 プレーパークせたがや 事務局)
 大橋雄介さん (NPO法人 アスイク 代表理事)
 菅 文彦さん (合同会社コーズアクション 代表)
 千野和子さん (NPO法人 プラットフォーム静岡 副代表)

■ファシリテーター  
 岸本幸子さん (公益財団法人 パブリックリソース財団 事務局長)

F03.pngパネルディスカッションでは「第三者の役割」「第三者の力をうまく取り入れるポイント」「第三者のコーディネート力」等について、臨む姿勢、成功させる鍵などを率直に意見交換しました。
組織基盤強化をより効果的に実施するための「第三者の力の活用」について議論を展開し、NPOの持続的発展に向けて組織基盤強化の重要性を広く社会に発信する一日となりました。

<参加者感想>

・立場の異なるパネリストの方々の意見を聞くことができ、今後の活動の参考になりました。
・自分の団体だけが苦しんでいるのではないと分かって良かったです。欲張りすぎずに組織基盤強化・改革に取り組んでいけたらと思います。
・毎回、様々な取り組み事例が聞けてとても参考になります。最初のほうから振り返ると参加するたびに、NPOという組織についての理解や自分の考えが深まってきていると感じます。
・組織基盤強化を他助成機関に広めてほしい。費用対効果が最も高い助成事業だと思います。

 ※当日の詳細レポートは、2月中旬に「Panasonic NPOサポート ファンド」のウェブサイトに掲載します

 ▼Panasonic NPOサポート ファンド

 ◆関連情報◆

▼パナソニックのNPO/NGOの組織基盤強化支援
▼Panasonic NPOサポート ファンドとは
▼【ブログ】Panasonic NPOサポート ファンド 2013年募集事業贈呈式

 


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