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日本:学校スマイル応援プロジェクトによる3年目の活動~大船渡市・陸前高田市 運動会サポートキャラバンを実施~

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東日本大震災直後から立ち上がった「学校スマイル応援プロジェクト」は、被災地区の学校を中長期的に支援するために、次世代育成支援活動を実施している企業が連携をとり、立ち上げたプロジェクトです。当社は1年目より大船渡市、陸前高田市のサポーターとして活動に参画しており、今回の「運動会サポートキャラバン」もその取り組みのひとつです。

今年は、震災から3年目になる被災地では、どのような運動会が開催されたのか・・・。2回にわたってレポートをしていきます。

6月10日2.png第1回目は、5月26日に開催された大船渡市立大船渡小学校の運動会にサポーターとして参加した当社の社員 柿崎 博之さんが(仙台にあるパナソニック システムネットワークス開発研究所に在席)が活動をレポートします。

 


-子どもたちは仮設住宅で大きな声を出せません。動くのも厳しいので、ストレスを発散させる場所が自宅にはないのです。-

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                                 いまだ校庭にある仮設住宅

運動会前日、各企業からの参加者が集まった打合せで、私達を受け入れてくれた大船渡市でボランティア活動を続ける地域コーディネーターの方の発言は衝撃的でした。

目的地に向かう途中、国道沿いには大型店やコンビニができ、瓦礫も減り、様々な工事行われている模様を見るに連れ、復旧は順調に進んでいると錯覚してしまいますが、実際は、被害を受けたにもかかわらず解体されていない建物や更地のままの場所が沿岸部を中心に未だ残っています。
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2年間の利用を目的とした仮設住宅は既に1年の延長が決まっており、避難状態から未だ改善がされない地域もあります。そのため、子どもたちは近所に迷惑をかけないよう、おとなしく振る舞うことを自然と身についてしまったとのことです。

今回、私達Panasonicのボランティアは、市中心部に近い大船渡市大船渡小学校(生徒数214名)で、「駐車場の整理」を行ってきました。 

一部の児童は仮設住宅での避難が続いており、学校から離れた場所に住む家族も多いです。
今回、確保できた駐車場は学校から離れており、保護者の方や先生が整理するのは厳しいことから、私達がお手伝いすることとなりました。
 
5月25日 朝7時
若干風が強いものの青空が広がるいい天気。私達が持ち場につくと、数分後には1台目が到着しました。朝早いにもかかわらず、この日をとても楽しみにしていたようで、子どもも大人も既に笑顔。「いい天気になってよかったね。」とお祖父さんも子どものように明るく話してくれました。
 6月10日5.png重箱やシート、折りたたみ椅子を車のトランクから大事に下ろすところを見ると、この地域・家族にとって、この運動会は春の大事なイベントと私達にも理解出来ました。
 6月10日6.png開始時刻が近づくに連れ、続々と車が到着。担当区域の駐車場はすぐ満車となりました。運動会開催中も、父兄の車両が到着することから、他の余裕のある駐車場へ誘導を行う必要がありました。そのため、私達は午前中いっぱい駐車場から離れにくい状況が続きました。

大船渡小学校での競技は徒競走や親子揃って参加する競技があり常に笑いや歓声が起こっていました。

6月10日7.png代々受け継がれているソーラン節や組体操ではポーズが決まるたびに大きな拍手が湧きました。
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今年中学に上がったばかりの卒業生が組体操を見ながら「あれ、去年やったね。」と先生と談笑したり、「何部に入った」と近況を報告している姿もありほほえましかったです。運動会をきっかけにご近所交流や同窓会などが行われたようで観客席も常に活気がありました。
運動会最後の種目は各学年代表によるリレー。
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ランナーが力強く走るほどに、父兄・児童の応援も力が入ります。
レースは順位が次々と入れ替わるという白熱した内容で、順位が変わるたびに子どもたちの表情が変わるのも一生懸命さの現れでしょう。

運動会の最後に私たちが紹介され、児童の代表から感謝の言葉をいただきました。
駐車場では手際よく整理ができない時もあったはずなのに、誘導し終えるとどなたも「ありがとうございます」や「ご苦労様です」と声をかけていただきました。

私達がサポートしにきたはずなのに、逆に感謝されていることに申し訳なく思うと同時に、参加してよかったと感じました。

私達は主に駐車場という離れた場所で運動会に参加しましたが、応援合戦で子どもたちの大きな声援がよく聞こえました。小学校近所の道路を走行する車も時折速度を落とし、校庭に目を向けていました。

普段おとなしく過ごしている子どもたちが元気よく走り、動き、大声を出せる環境をサポートできたことは、先生・保護者の方、そして、地域の皆さん、支援団体の皆さんのご協力があってこそと思います。その一員となれてよかったと思います。子どもたちの応援の声が、その地域全体のエールとなるよう、これからも私達は継続して支援続けていきたいと思います。

次回は動画レポートを紹介します。ぜひお楽しみに!


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