Panasonic Corporate Citizenship News
パナソニック企業市民活動ブログ

パナソニックグループの企業市民活動、世界各地の事業場や社員の社会貢献活動リポートをご紹介します。

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社員プロボノ「アクセス チーム」がNPOとキックオフミーティング

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パナソニックの社員が仕事のスキルや経験を活用してチームを組んでNPOを支援するボランティア活動「Panasonic NPOサポート プロボノ プログラム」の社員プロボノ「アクセス チーム」とNPOとのキックオフミーティングが、2013年5月26日に京都市内で行われました。

Panasonic NPOサポート プロボノ プログラムの詳細はこちら

1305_access_02.jpg 「アクセス チーム」はパナソニックの社員6名で構成され、基本的人権の尊重された平和なアジアをつくりあげることを目的とする「NPO法人 アクセス-共生社会をめざす地球市民の会」の事業計画立案支援に約6ヶ月間取り組みます。

キックオフミーティングには、「NPO法人 アクセス」の理事長や理事、事務局長、スタッフと、社員プロボノチーム6名が初めて顔を合わせ、アクセスの活動、現状と課題、今回のプロジェクトの目的、事業計画立案にあたって必要な団体情報等の共有をはかりました。

1305_access_04.jpg 今回取り組む事業計画立案支援は、NPOの事業環境を把握し客観的に分析したうえで、社会課題をめぐるさまざまな外部環境の変化を捉えながら、社会課題の解決に貢献できるよう中長期的な視点で事業計画を検討していくプロジェクトです。
アクセスの描く「あるべき姿」の実現に向けて、社員プロボノチームの多様で客観的な視点を加え、より持続発展性のある事業計画立案を目指します。

社員プロボノチームはこれから7月までのマーケティングフェーズで、中間提案に向けてアクセスをとりまくステークホルダーにヒアリングを行います。

2013年度のプロボノプログラムは、パナソニック社員プロボノチームでNPO3団体の支援を予定しており、今月「アクセス チーム(事業計画立案支援)」、「ファミリーハウス チーム(事業計画立案支援)」の2チームがNPOの事業展開力の強化に向けて本格的に活動を開始しました。8月にはさらに1プロジェクトを発足させる予定です。

■Panasonic NPOサポート プロボノ プログラム
パナソニックは2011年度より「Panasonic NPOサポート プロボノ プログラム」を開始。
社員のビジネススキルを広く社会のお役に立てる新しい形の社会貢献プログラムとして、NPOの事業展開力を応援し社会課題の解決促進に貢献することを目指しています。また社会課題の解決に取り組むNPO支援を通じて、社員の地球市民としてのイノベーションマインド向上も期待しています。
支援先は、NPOの組織基盤強化を応援する助成プログラム「Panasonic NPOサポート ファンド」で過去に応援した団体を中心に選定しています。
これまで、43人の社員がプロボノに参加し、団体の中期計画策定や、営業資料の作成、ウェブサイトの再構築に取り組みました。9団体のうち6団体は、当社社員のみで構成されるパナニック社員プロボノチームで取り組み、支援先には被災地で活動するNPOも含まれています。
http://panasonic.co.jp/citizenship/pnsf/probono/index.html

■関連情報
Panasonic NPOサポート プロボノ プログラム
【プロボノ事例】パナソニックチームで環境NGOの事業計画立案を支援
【プロボノ事例】パナソニックチームで被災地NPOの営業資料作成を支援
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「プロボノフォーラムOsaka 2012」活動レポート
Panasonic NPOサポート ファンド

社員プロボノ「こどもコミュニティケア チーム」がNPOへ中期計画を提案

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パナソニックの社員が仕事のスキルや経験を活用してチームを組んでNPOを支援するボランティア活動「Panasonic NPOサポート プロボノ プログラム」。2013年5月25日に神戸市内で、社員プロボノ「こどもコミュニティケア チーム」がNPOに事業計画立案支援の最終提案を行いました。

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「こどもコミュニティケア チーム」はパナソニックの社員プロボノ5名で構成。
医療的ケアの必要な子どもたちも、そうでない子どもたちと共に成長できる、日本で数少ない"共生保育"に取り組む「NPO法人こどもコミュニティケア」の事業計画立案支援に約8ヶ月間取り組みました。

このプロジェクトでは、NPOの事業環境を把握し客観的に分析して、社会課題をめぐるさまざまな外部環境の変化を捉えながら、組織内部へのヒアリングを丁寧に行い、組織課題を抽出したうえで、社会課題の解決に貢献できるよう中長期的な視点で事業計画を検討しました。

1305_probono_kodomoc_02.jpg最終提案では、共生保育という特徴に加えてその運営の仕組みを強化させ、スタッフのモチベーション向上や人的基盤の強化を図るとともに、共感者を増やし寄付基盤の強化も図っていこうと、「運営体制の強化」「各自の成長の見える化」「寄付の運用改善」についての提案が行われました。





最終提案を受けて、NPO法人こどもコミュニティケアの代表理事の末永さんからは



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「もともと向上心のあるスタッフに、こういう機会を与えてもらったことで、スタッフ一人ひとりがこれまで取り組んできたことの目標や方向性が間違っていないということを改めて第三者に客観的に見てもらえ、意味づけてもらえたことが非常に有益でした。
組織全体の目標と、個人の目標のベクトルが合い、実践していくことが社会を変えることにつながっていくことを感じることができたと思います。
自分達を「ビジュアル化」「見える化」していくことの提案を受け、目に見えるようにすることで、自分達の立っている位置をいつも意識し確認するようにしたいです。提案いただいたことを活かして、理事やスタッフと一緒に、現場の皆の行動が組織の目標にさらに近づけていけるよう取り組んでいきたい」との感想をいただき
ました。


1305_probono_kodomoc_04.jpg最終提案の後には、こどもコミュニティのスタッフと社員プロボノチームが一緒に、「他者が見る自分の長所、強み」をふまえ、自分の目標を設定し、その目標をお互いに共有しあうワークを行いました。

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■Panasonic NPOサポート プロボノ プログラム
パナソニックは2011年度より「Panasonic NPOサポート プロボノ プログラム」を開始。
社員のビジネススキルを広く社会のお役に立てる新しい形の社会貢献プログラムとして、NPOの事業展開力を応援し社会課題の解決促進に貢献することを目指しています。また社会課題の解決に取り組むNPO支援を通じて、社員の地球市民としてのイノベーションマインド向上も期待しています。
支援先は、NPOの組織基盤強化を応援する助成プログラム「Panasonic NPOサポート ファンド」で過去に応援した団体を中心に選定しています。
これまで、43人の社員がプロボノに参加し、団体の中期計画策定や、営業資料の作成、ウェブサイトの再構築に取り組みました。9団体のうち6団体は、当社社員のみで構成されるパナニック社員プロボノチームで取り組み、支援先には被災地で活動するNPOも含まれています。
http://panasonic.co.jp/citizenship/pnsf/probono/index.html

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社員プロボノチームが「NPOファミリーハウス」の事業計画立案を支援

1305_familyhouse_01.jpg パナソニックの社員が仕事のスキルや経験を活用してチームを組んでNPOを支援するボランティア活動「Panasonic NPOサポート プロボノ プログラム」の社員プロボノ「ファミリーハウスチーム」と「NPO ファミリーハウス」とのキックオフミーティングが、2013年5月24日に東京都内で行われました。

Panasonic NPOサポート プロボノ プログラムの詳細はこちら

「ファミリーハウスチーム」はパナソニックの社員プロボノ10名で構成されています。
支援先となる「NPO ファミリーハウス」は子どもが重い病気になり、遠方の病院で長期入院しなければならなくなった時、付き添うご家族が安心して休める滞在施設(ファミリーハウス)を運営している団体です。ファミリーハウスは、病気の子どもと家族の生活をみんなで支えあうコミュニティであり、スタッフ、ボランティア、寄付者、そして地域の皆さんが病気の子どもとご家族の気持ちに寄り添っています。
今回のプロジェクトでは、ファミリーハウスの理想とする「夢のハウス」の言語化、イメージ化に挑戦し、その実現に向けたサポートに約半年間取り組みます。

1305_familyhouse_02.jpg キックオフミーティングには、「NPOファミリーハウス」の事務局長やスタッフ、社員プロボノチームの総勢8名が参加しました。お互いが初めて顔をあわせ、団体の活動や理念、現状と課題、今回のプロジェクトの目的、NPOからプロボノへのニーズの把握、プロジェクトの成果物のイメージを共有しました。

社員プロボノチームはこれから各地のファミリーハウスを見学し、団体をとりまくステークホルダーにヒアリングを行い、その結果をもとに中間提案を行います。

2013年度のプロボノプログラムは、パナソニック社員プロボノチームでNPO3団体の支援を予定しており、今月「ファミリーハウス チーム(事業計画立案支援)」、「アクセス チーム(事業計画立案支援)」の2チームがNPOの事業展開力の強化に向けて本格的に活動を開始しました。8月にはさらに1プロジェクトを発足させる予定です。

■Panasonic NPOサポート プロボノ プログラム
パナソニックは2011年度より「Panasonic NPOサポート プロボノ プログラム」を開始。
社員のビジネススキルを広く社会のお役に立てる新しい形の社会貢献プログラムとして、NPOの事業展開力を応援し社会課題の解決促進に貢献することを目指しています。また社会課題の解決に取り組むNPO支援を通じて、社員の地球市民としてのイノベーションマインド向上も期待しています。
支援先は、NPOの組織基盤強化を応援する助成プログラム「Panasonic NPOサポート ファンド」で過去に応援した団体を中心に選定しています。
これまで、43人の社員がプロボノに参加し、団体の中期計画策定や、営業資料の作成、ウェブサイトの再構築に取り組みました。9団体のうち6団体は、当社社員のみで構成されるパナニック社員プロボノチームで取り組み、支援先には被災地で活動するNPOも含まれています。

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日本:NPOマーケティング プログラム オリエンテーション&基本研修第1回を開催

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Panasonic NPOサポート マーケティング プログラム(NPOマーケティング プログラム)の「オリエンテーション&基本研修第1回」が5月25日に都内で開催され、プログラムに参加するNPO6団体の代表や事務局長、スタッフ、そしてプログラム講師、社会人サポーター、事務局など40名が参加しました。

NPOにとってマーケティングは、寄付や会員・ボランティアなどの支援を獲得するため、またサービスなどを提供して対価を得るため、そして組織のミッションを達成するために、大変重要な活動です。

NPOマーケティング プログラムは、NPOがマーケティング力を身につけ、そのノウハウを個人のスキルに留まらせず組織全体で共有し、マーケティングを活用して組織が抱える様々な課題を自力で解決できるようになることを目指しています。
今月から11月末までの半年間、事業展開力を強化するマーケティング思考の獲得とチームビルディングのサポート、そして各団体が抱えている課題の解決に向けた取り組みを個別に支援します。NPOのマーケティングに精通した講師、団体の施策実行に寄り添う社会人サポーター、メンター的役割を担うプログラム先輩団体、個別ニーズにアドバイスいただく専門家など、多彩なメンバーが参加団体をサポートします。

この日は「オリエンテーション&基本研修第1回」ということで、プログラムの特徴や支援内容、スケジュールなどの全体概要の説明のあと、マーケティングの基本を学ぶ研修が行われました。

<「NPOマーケティング プログラム 2013」参加団体>
  1. 1. 認定NPO法人 FoE Japan (http://www.foejapan.org/
  2. 2. NPO法人キーパーソン21 (http://www.keyperson21.org/
  3. 3. NPO法人 Class for Everyone (http://class4every1.jp/
  4. 4. NPO法人 GRA (http://gra-npo.jp/
  5. 5. NPO法人 SOLUNARCHE (http://solunarche.com/
  6. 6. 任意団体 ビーンズ

130529_02.jpg冒頭、パナソニックの本プログラム担当者より、
「パナソニックは2001年よりNPOの組織基盤強化支援に取り組んでいます。その支援プログラムの一つであるNPO マーケティング プログラムは、単なる研修ではなく、実際に自分達が抱えている課題の解決に取り組む実践の場です。
またプログラムを通じてマーケティングを学ぶだけでなく、多様な人、多様な団体とつながることができるのもこのプログラムの魅力の一つです。昨年の参加団体からは「マーケティングを学び、職員の意識、マネジメント力が向上した」などのプログラムの効果が数多く寄せられています。半年後の皆さんの感想が楽しみです。一緒に頑張りましょう」と激励メッセージを送りました。

130529_03.jpg続いて、多摩大学総合研究所の松本さんによるマーケティングの基礎を学ぶ研修が行われました。

基本研修では「マーケティングの基本を学ぶことで団体の課題をとらえなおす」ことを目的にしています。

130529_04.jpg実際に自分達を取り巻くステークホルダーや、政治・経済などのマクロ環境分析などの外部環境分析を個人ごとに作成するワークショップを行いました。外部環境ステークホルダー分析を実施する目的は、顧客の設定と顧客価値を見出すためです。

ケーススタディとして昨年プログラムに参加したNPO法人ICYE JAPANの事務局長である宇梶さんより、自分たちの外部環境分析の取り組みを中心に発表いただきました。

130529_05.jpg「研修参加当初の目標は『地方ネットワークの強化』でしたが、環境分析や実際に顧客の分析などをしていく過程で、地域よりも身近なところから取り組んでいこうと考えが変わっていきました。新たな顧客像、顧客価値も見えてきました。このプログラムを通じて皆さんが持っているリソース、価値に改めて気づいていただけたら嬉しいです」


130529_06.jpg個人で作成したものをもとに、そして先輩団体の事例を参考にしながら、団体ごとに外部環境分析シートをまとめました。ステークホルダーをピックアップし、マクロ環境変化、その変化に基づくステークホルダーの変化を捉え、今回の顧客(ターゲット)を設定し、その顧客価値の仮説をたてるという作業です。そしてそれぞれの団体でまとめたシートを、研修期間中にバディ団体となる団体同士で共有しました。

130529_07.jpg研修の最後には、これから各団体が「顧客リサーチ」を実施するにあたってのミニ講義が行われ、社会人サポーターの鈴木さんより、リサーチの基礎・コツについて教わりました。

今後は今日の内容を団体内でブラッシュアップし、設定した顧客のリサーチ、自分達の強み・弱みなどの内部環境分析を行い、第2回基本研修(6月15日)に臨みます。

当日の詳細レポートは6月中旬に公開予定です!

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NPOマーケティング プログラム2013「基本研修第1回」のツイートまとめ
速報ブログ(NPOサポートセンター)

※NPOマーケティング プログラムは、2008年よりNPOサポートセンターとパナソニックが協働で実施しています。

■関連情報
NPOのキャパシティビルディング支援
Panasonic NPOサポート マーケティング プログラム(NPOマーケティングプログラム)
NPOマーケティングフォーラム2012 詳細レポート ~私達とは何者かを問い、足元の「宝」に気づく

カンボジア:【ソーラーランタン活用状況視察レポート #01】 識字教育での活用

パナソニックは無電化地域にソーラーランタンを寄贈する活動に取り組んでいます。社員が現地の様子をレポートします。

1. 星プロフィール.pngこんにちは。CSR・社会文化グループの星 亮です。パナソニックが去年3月、カンボジアで活動するNPO/NGO等15団体にソーラーランタンを寄贈した際、私も担当としてその場にいました。それから約1年がたち、ソーラーランタンがどのように活用されているかを確かめるために、今年2月下旬から3月初旬にかけて、カンボジアを訪問してきました。

その時の様子を、これから何回かにわたってレポートしていきます。

 

2. 寄贈式の模様+ソーラーランタン.png ●カンボジアの不安定な電力供給事情

近年、目覚ましい経済成長を遂げているカンボジアですが、生活のためのインフラはまだ十分に整備されていません。
とくに電化率(全世帯の何割に電気が供給されているか)は、カンボジア全土で24%、アジアでミャンマーと東ティモールに 次ぐ低さです(※1)。地方の農村部では13%(※2)にとどまります。

⇒カンボジアでは、なぜ電化率が低いの?(コラム1へ)

3. 活気あふれるプノンペン市街.png

 

そんなカンボジアの無電化地域で、パナソニックのソーラーランタンがどのように利用されているのでしょうか? 私はまず、「ASACカンボジアに学校を贈る会(以下、ASAC)」」の識字教育の現場へと向かいました。

●いざ、チューンプレイ村へ

首都プノンペンから車で約2時間。乾季のため埃っぽい田んぼの中で、牛が草を食むのどかな光景が広がります。

 この地域の家屋は、雨季の洪水への対策でみな高床式になっていますが、コンクリートの立派な家もあれば、藁葺きの貧弱な家もあります。

 4. チューンプレイ村田園風景+高床式の家.png

  この辺りでは、道路沿いに電気が通っている地区も一部ありますが、電気料金は首都プノンペンの約2倍もするため、多くの貧しい人は電気を利用することができません。

 パナソニックが持っている技術で、現地の人々の生活に十分貢献できているのか・・・。不安と期待を胸に、ASACのコーディネーター浦田富貴美さんに連れられ、コンポンチャム州バティエイ郡チューンプレイ村に到着しました。

●人々の自立と尊厳につながる識字教育プログラム

 ASACはこの村で半年ごとに対象地区を変えながら、小学校4年生レベルまでの内容を教える識字教育を行なっています。

カンボジアでは、識字率の低さが、農村地域での経済成長を阻む課題のひとつとされています。

 ⇒カンボジアの識字率が低い理由(コラム2へ)

ASACは、識字教育の教師に対して報酬を支払います。まさに、NGOが政府に代わって国づくりの重要な役割を担っているんですね。  

5. ブンペイン識字監督.png

授業は、日曜・祝日を除く週6回、毎晩6時から8時まで。

チューンプレイ村の識字教室の生徒は全員が女性で、年齢層は予想していたよりも高く、20代は1人、30代が数人、40~50歳代が十名強といった感じです。

授業では、教科書を使っての読み書き学習とともに、簡単な計算問題も行なわれます。

 6. 識字教室の会場 1.png

  ●識字教室で役立っているソーラーランタン

夕方6時過ぎ頃には日が沈み、夜の帳が下りると、屋外灯のない村の夜は、都会の明るい夜に慣れた身にとっては、とても暗く感じられました。

授業の開始時間になり、あちらこちらからソーラーランタンを持った生徒さんたちが集まってくると、暗かった教室が、勉強をするのに十分な明るさに。普段見慣れているはずのソーラーランタンの明かりが、とてもまぶしく感じられました。

雨水やほこりから守るためにビニールをかけたり、持ち運びしやすいようにひもをつけたりするなど、みなさんソーラーランタンをとても大切に使ってくださっていて、とてもうれしい気持ちになりました。

7. 識字教室の模様.png  識字教室では、生徒である成人女性に混ざって、その子どもたちも一緒に勉強をしていました。

 「孫に読み書きを教えて、知識ある人間になって、素晴らしい将来を生きてほしいです。知識があれば、将来、田畑がなくても困らないですから」 

「子どもが勉強でわからないことがあっても、今は教えることができるのでうれしい」

親が読み書きできると、本人の自立と尊厳につながるとともに、子どもや孫たちへの影響も大きいと考えられます。

ソーラーランタンは、各家庭の生活のさまざまな場面で利用されていて、子どもの夜間の自習のためにも使われています。

8. 自習+はっきり字が読める.png

 

今回、チューンプレイ村の識字教室の現場をこの目で見て、村人の生活の質の向上のためにソーラーランタンが確かに  役立っていることを実感しました。

ソーラーランタンレポート #02につづく(2013年6月中に更新予定)
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パナソニックは、創業100周年となる2018年に向け、2012年度より途上国の無電化地域へ当社ソーラーランタンを10万台寄贈する「ソーラーランタン10万台プロジェクト」に取り組んでいます。

「ソーラーランタン10万台プロジェクト」の詳細はこちらから>>

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【コラム1】 カンボジアでは、なぜ電化率が低いの?
カンボジアでは、主要都市、地方都市、農村がそれぞれ独立した小規模電力網でつながれていて、全国や地域間を繋ぐ電力網が存在しません。国内の発電所・発電機の規模が小さいため発電コストが高いこと、また、タイ、ベトナム、ラオスといった近隣諸国から電力を輸入していることが原因で、電気料金は近隣諸国と比べて高くなっています(※2)。

【コラム2】 カンボジアの識字率が低い理由
1970年代後半のポル・ポト政権時代、学識者や教育者が数多く虐殺され、国民の教育機会が奪われたことが大きく影響しています。2008年の国勢調査によると、全国の識字率は約78%(896万人)ですが、都市部の約90%に対して農村地域では約75%(※3 )。識字率の低さが農村地域の貧困と関係していることがうかがわれます。

<出所>

※1 International Energy Agency (IEA), World Energy Outlook 2011

         http://www.worldenergyoutlook.org/resources/energydevelopment/accesstoelectricity/

※2 ジェトロ・プノンペン事務所 カンボジア・インフラマップ

        http://www.jetro.go.jp/industry/infrastructure/inframap/pdf/kh-summary.pdf

 ※3 (日本国)総務省ホームページ 「カンボジア2008年人口センサス確報結果報告書全国編 統計表」

        http://www.stat.go.jp/info/meetings/cambodia/pdf/tbl4-1.pdf

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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