Panasonic Corporate Citizenship News
パナソニック企業市民活動ブログ

パナソニックグループの企業市民活動、世界各地の事業場や社員の社会貢献活動リポートをご紹介します。

英語ブログ

ベネズエラ:第一回エコ絵日記コンテスト開催

kids5.jpg

 

  

2011112522.jpgパナソニックベネズエラ(PAVECA)は、ベネズエラで初のエコ絵日記コンテストをカラカス市の小学校で開催し、198人の子どもたちが参加しました。7月から環境教育活動として力を入れながら、サマーキャンプの活動でも取り上げ、たくさんの子どもたちが参加できるように工夫しました。

ベネズエラの法律上の規制で、PAVECAからはパリで開催されるエコ絵日記グローバルコンテストには参加できないので、一生懸命参加してくれた子どもたちのために、198作品の中から40作品を選び展覧会を開き、上位3作品を表彰しました。当日は子どもたちの家族も含めたくさんの来場者があり、トップ3に輝いた子どもにはデジタルカメラが贈られました。
終了後、学校の先生や父兄からは、このパナソニックエコ絵日記を通じて子どもたちが環境について考え、その思いを表現することができて、大変よい環境教育につながったと喜んでいただけました。

2011112523.jpg2011112524.jpg

     エコゲームで楽しく環境学習              エコ絵日記展覧会

 

 

 

 

 

 

パナマ:企業市民活動を実施(海岸清掃、環境保全活動の講習会)

2011112520.jpgパナソニックラテンアメリカは環境保全活動の一環として、社内ボランティアグループとその家族・友人で海岸清掃活動に参加しています。本年は環境保全団体ANCONとともに3134ポンドのゴミを回収しました。

回収されたゴミの内37%はプラスティックボトルでしたので、これはリサイクル資源として再利用されます。パナソニックパナマはこの活動に参加し、年々環境活動への取組みを強化しています。

また、学校の先生の指導力向上のためのプロジェクトもサポートし社会に貢献しています。 そのプロジェクトでは教師のための環境保全ツアーを提案し、1年の最初と最後で指導力がどれだけアップしたかを確認します。
今回はパナマ運河にある最大の森林生態保護区を訪れ、専門ガイドから動物や植物について学び、参加した先生達はこれからの新しい教育スタイルや教材のためのヒントを得ることができました。

2011112521.jpg

ブラジル:マナウスでも環境教育を実施

kids5.jpg

 

 

 

 

2011112515.jpg2011年9月下旬、ブラジルでの第2回目となるELP+ハイブリットカー工作教室イベントが実施されました。マナウスの工場メンバーを中心に(人事から地域営業担当まで)プロジェクトが立ち上がり、現地主導でマナウス市内にある地域量販店様のスペースを活用してパナソニックキッズスクールの環境教育イベントを開催しました。
アマゾナス州軍警察市民育成プロジェクトに参加している子どもたち10人が参加し、第一部のEco Learning Program (ELP)を使った環境教育には、真剣に聞き入っていました。

2011112516.jpg今回は、大人も環境教育に参加できる形になっており、お店に来ているお客様とBEMOLの従業員も一緒に環境教育を受講していただきました。第二部のハイブリットカー教室の組み立ては、お互いが切磋琢磨して取り組めるよう、タイムトライアル形式で開催。

場内は大いに盛り上がり、子どもたちは楽しみながらエネルギーについても学ぶことができました。
今回使ったハイブリットカー工作教室のコースですが、工場から排出されるリサイクル部品を活用して制作しました。工場ならではの取り組みとして、制作コストも削減でき、且つ、環境にも良く、全てにエコな1日を過ごすことができました。

2011112517.jpg

日本:パナソニック提供 龍谷講座in大阪  2011年度 社会貢献・国際協力入門講座レポート

  2011112511.jpg第16・17・18回 ワークショップ講座「学んだことを活かしてみよう」
日時:10月5日・19日・26日(水)
午後7時〜午後8時30分
会場:龍谷大学 大阪梅田キャンパス 研修室 
講師:中田 豊一
所属:
特定非営利活動法人 市民活動センター神戸 理事長   

特定非営利活動法人 ソムニード 共同代表理事

中田豊一さんは、特定非営利活動法人シャプラニール=市民による海外協力の会*(以下、シャプラニール)駐在員など国際協力の現場でおよそ25年活動を続けてきました。現在は、(特活)市民活動センター神戸理事長、シャプラニール代表理事、(特活)ソムニード共同代表理事を務める傍ら、研修・調査・コンサルティングを行う参加型開発研究所**を開設し、支援現場で働く若手の育成にも力を入れています。主な著書に、『ボランティア未来論』(コモンズ、2000年。2001年度自費出版文化賞研究評論部門賞受賞)、『途上国の人々との話し方―国際協力メタファシリテーションの手法』(共著、みずのわ出版、2010年)があります。

*特定非営利活動法人シャプラニール=市民による海外協力の会 

**参加型開発研究所 

―講座概要―2011112507.jpg

2011年度講座の最後は、これまで学んだ様々な世界の問題を念頭に置き、対話型ファシリテーションの基本であるコミュニケーションの技能を学びました。援助の現場をはじめ、ワークショップなどのグループワーク、会議、相談、これらの基本は対人コミュニケーションであり、その中心は1対1の対話です。毎回講師から出された課題の結果を持ち寄り、ワークショップ形式で実践とディスカッションを行い、他者に働きかけたり、伝えたりするために必要な基本的技能を学び理解を深めました。

 

【参考】ファシリテーション(facilitation)とは、「促進する」「円滑にする」という意味があり、人々の活動が容易にできるよう支援し、うまくことが運ぶように舵取りすることです。具体的には、集団による問題解決、アイデア創造、合意形成、教育・学習、変革、自己表現・成長など、あらゆる活動を支援し促進していく働きを意味します。一言でいうと、対話やワークショップを通じ、参加者の気付きを促す作業といえます。

問題と解決策を見出すコミュニケーション技能とは?
私たちは、相手を支援したい、助けたいと思ったときに、「問題は何ですか?」「困っていることはありますか?」という質問をしがちです。そして、現地の人々の現実を理解し、ニーズを把握することに努めます。しかし、こうした行為のほとんどは、相手の現実を理解したつもりにしかすぎないのです。実際に中田さんが経験した次の事例が紹介されました。


<事例>
のどかな田園風景が広がる東南アジア○○国の山あいの村。国際協力ボランティア団体に所属する私たちは、この村のために何ができるかを話し合うために、村人に集まってもらった。リーダーとおぼしき中年男性と私のやり取りが始まる。

私 「この村の一番大きな問題は何ですか?」
村人「子どもの病気が多いことです」
私 「たとえばどんな病気ですか?」
村人「一番多いのは下痢です」
私 「子どもたちが下痢になるのはなぜですか?」
村人「清潔な飲み水がないからだと思います」
私 「水はどこから汲んでいるのですか」
村人「近くの池からです。森の泉まで行けばきれいな水があるのですが、歩いて1時間近くかかるの  で、重い水を運ぶのはたいへんです」
私 「井戸はないのですか?」
村人「ありません」
私 「あれば便利だと思いませんか?」
村人「思いますが、自分たちでは掘れません」
私 「どうしてですか?」
村人「技術も、資金もありません」
私 「私たちが援助しますので、掘りませんか?」
村人「ええ、そうできればありがたいです」
私 「私たちが支援するのは、資金と技術だけです。労働力を村から出してもらえますか?」
村人「もちろんです」
私 「掘った後、維持管理も自分たちでやれますね?それが約束できれば、援助します」
村人「約束します」
私 「これで決まりですね。皆さんの井戸を皆さんで掘りましょう。子どもたちも健康になるでしょう」
村人「ありがとうございます。母親たちも喜ぶことでしょう」

私は、井戸掘りに必要な予算を調べ、村人や地域の行政と相談してこの地域に最適な井戸の掘り方を選び、そして設計図を作り上げた。こちらが提供する部分と、労働力をはじめとする村人が提供できる部分の分担も決まり、井戸掘りが始まった。こうして、村人は清潔な水を手に入れることができるようになった。

 <中略>
それから1年ほど経ったある日、たまたまその村を通りかかった日本人ボランティアから耳を疑うような話しを聞かされた。手押しポンプの取っ手がはずれ、今はどう見ても使われていないようだとのこと。友人の話は本当だった。取っ手の取れたポンプはくちかけていて、コンクリートで囲った水場には、土やごみが溜まり放題だった。

<出典:『途上国の人々との話し方』、和田信明・中田豊一著> 

 中田さんは、この井戸掘りが失敗に終わるのは必然であり、援助現場における最も典型的なパターンであること述べられました。では、どこがどう間違っているのか?あるいは、どうすればもっとうまくいったのか?この疑問に対して本質的な答えを探るのが今回の連続講座の主要な目的の一つです。

2011112509.jpg上記の事例について考える参加者の様子(第1回)
 「村人」と「私」のやり取りについて、どこに問題があるのかを考えました。講師の問いに対して、「村のリーダーだけではなく、母親にも話を聞くべきではないか」「援助を前提とした質問内容では?」「清潔な飲み水がないことが本当に下痢の原因だったのか?」「村人の主体性を欠いた計画であった」などの意見がだされました。

実りのある議論を意識する:事実を把握するための質問
失敗に至るには多くの要素がありますが、その最大のものは、最初に示した「私」と「村人」とのやり取りに潜む決定的な誤りであると中田さんは指摘します。「原因はなんですか?」という質問自体が、住民の主体性を損ない事実をおおってしまったのです。では、当事者の本当の声や村の実情を把握するためには、どのようなやり取りをすべきだったのでしょうか。
 あいまいで一般的な質問では、その答えは事実を軸としたものではなく、応える側の思い込みや考えといったものが強く反映されます。

現実を知るには、単純な事実を積み重ねながら現実を浮かび上がらせることです。そのためには、考えを尋ねるための質問と、事実を尋ねるための質問を明確に区別しなくてはなりません。援助の現場に限らず、日常生活での問題解決の場でファシリテーターに求められることの一つは、実のある議論や学びの多いやり取りに導くことです。実りのある議論とは、「事実」と「それ以外」を明確にし、事実質問を上手に構成することによって、その回答から現実を見出すことです。

<事実を尋ねるための質問>
 1  “What”“Who”“When”“Where”
 2  “How much?”“How did you come from?”など、明確な答えが期待できる場合の“How”
 3 「〜をしたことがありますか?」「〜を知っていますか?」といった経験や知識を尋ねる質問

<例題>
質問1「朝ご飯は何が好きですか?」
回答「パンが好きです。」
質問2「普段、何を食べていますか?」
回答「パンです。」
質問3「今朝の朝食は何を食べましたか?」
回答「ご飯です。」
質問4「一昨日の朝食は?」
回答「良く覚えていませんが、たぶんご飯だと思います。」

説明:最初の質問は好き/嫌いなどの「感情、気持ち」を尋ねる質問です。2番目は「習慣」を尋ねる質問です。3番目はその日に何を食べたのかという「実際におこったこと」を聞いています。ここで、事実の質問にあたるのは最後二つの質問だけです。2番目の質問は一見事実質問のようですが、曖昧で一般的な質問にすぎず、答えは思い込みや意見にすぎません。

2011112510.jpg課題の結果を持ち寄り報告しあう受講者の様子(第2回)
ここでは、事実質問や、経験や知識を尋ねる質問だけで会話を繋げているのは、実際には簡単ではないといった意見や、「事実」とそれ以外(「考え・思いこみ・感情」)を意識しながらやり取りすると、今まで「どうだった?」「どうして?」という質問が日常会話の大半を占めていたことに気づかされたという声もありました。

また、「どうだった?」「なぜ、どうして?」という質問には、あいまいな回答しか得られず、現実の把握が困難であるという報告もありました。

講師から課題の説明を受ける受講者(第3回)
最後は、事実質問を組み立てながら「相手がこの講座に参加した目的や動機」「相手がこの講座で学んだこと、得たこと、気付いたことなど」を相手から聞き出す作業を行いました。
単刀直入に事実質問を繰り返すだけでなく、自己肯定感に繋がる問いからはじめ、相手の警戒心を解く手法や、相手から鍵となる言葉を引き出し、そこから質問を構成して課題を整理する手法を試しました。

対話型ファシリテーションの手順と考え方:最重要事項と課題の整理・解決への道筋
<対話型ファシリテーションの最重要事項>
 1 1対1の対話形式の遵守
 2 事実質問を最後まで一貫し、提案・助言は徹底的に慎む
 3 相手の言葉で問題の解決策を語らせる

簡単な事実質問それ自体の中に、自己の潜在能力を実現するためのファシリテーションツールとしての機能が十分に備わっています。よいファシリテーターは、その手法を的確に駆使することによって、支援する側と支援される側の対等な関係を作り課題分析の手助けを行います。そのために質問を行うのが対話型ファシリテーションの基本です。
 

<相手の課題を整理し解決へ導く(ファシリテートする)手順>
  1  自己肯定感(self-esteem)につながる事実質問を行う
 2 課題を整理する
 3 時系列で質問を組み立てる 
 4 解決方法を探る
 5 相手からの質問を活かす
 6 相手の“気付き”を待つ

相手の心を開き信頼関係を築くために、単刀直入な質問は避け、観察や記憶、挨拶のやり取りから、きっかけとなりやすい具体的な事象を見つけ出し、事実に即した質問を心がけます。その際、相手がひそかに自負している物や事柄を発見し、自己肯定感(self-esteem)につながる質問を行うことは、その後のやり取りを円滑にして大きな効果をもたらします。

こうした前段を経て、相手の課題が話題に上ると、課題の整理の手助けを進めていきます。その過程では、事実質問を繰り返すことによって、「本当に問題であるのか」ということを明確にしていく必要があります。ここで、「本当にそれは問題ですか?」という質問は、ファシリテーターの意見や考えを相手に直接伝えてしまい当事者の自発性を阻むことになるので控えます。

課題の分析に錯誤があると考えた場合は、その課題が発生した経緯に関する質問を重ね、問題が最初(または一番最近)に起こったのはいつかという事実を整理していきます。すると、次第にその課題は整理され問題が浮かび上がってきます。


課題が明確になるにつれて、その解決策を見出す必要があります。一般的には、「類似の課題について以前に解決した経験を思い出してもらう」あるいは、「身近な他者の類似体験に学ぶ」方法があります。しかし、類似体験というものは、現実には簡単に見つかるものではありません。安易に過去の経験に当てはめるのではなく、注意深く事例を選別する必要があります。

また、実際のやり取りの過程では、相手から逆に質問を受けたり、聞き返されることによって、質問を再設定したり、相手の勘違いに気付きを促すといったやり取りの繰り返しが続きます。
 こうした作業によって解決方法が形作られていくわけですが、重要なのは、本人が問題に気付き、自分の言葉で「最後の一言=問題・課題の解決」を語ることです。

ファシリテーターは、相手が持っている課題・問題について事実を思い出させ、それをもとに解決策を模索することを働きかけるにすぎません。固定観念への気付きや解決方法の発見は、本人のものとして認識されることが行動変化のための最大の鍵であること理解し、このことを常に念頭に置くことが求められます。

本講座では、ファシリテーションの基礎を数時間で学んだにすぎませんが、こうしたコミュニケーション技能は、支援の現場に限られるものではなく、職場や家庭、学校生活でも応用できる内容です。年齢や職業も様々な受講者ですが、講師から出された課題やワークショップでのディスカッションを通じて、それぞれが積極的に学ぼうとする姿勢がうかがえました。

受講者からは、事実質問について「日常生活のコミュニケーションのコツ、相手の話を聞き出すテクニックを学べて非常に参考になった」「事実質問をすることで、相手の気持ちを知ることができることは、人間関係を築く上で大変役に立った」「具体的に聞く手法の必要性が理解できた」などの感想が述べられました。また講師が経験してきた数々の事例紹介は「実際の現場のイメージがつかみやすい」「現場支援の手法について考える貴重な気付きになった」という意見も多く見受けられました。

 

アメリカ:キッド・ウィッドネス・ニュースの2011年度グローバル最優秀賞授賞メンバーがブラジルを訪問

kids5.jpg

 KWN_logo.jpg         

 

2011112505.jpgカリフォルニアのヴァルヴェルデ高校の学生は、7月にキッドウィットネスニュース(KWN)2011の最優秀賞を受賞しました。

彼らの映像作品「Without me」は今の10代が抱える深刻な問題である自殺を取り上げたもので、世界中から集まった優秀作品の中でもひときわ映像制作・教育・ジャーナリズム各分野のエキスパートである審査員達の目をひきました。
アメリカのメディアでも取り上げられ、世界中の仲間達からの賞賛を得たヴァルヴェルデ高校の学生チームがこの9月、パナソニックが提供する世界遺産環境学習プログラムのツアーに招待され、ブラジルを訪問しました。

 

  2011112504.jpg学生達はアメリカと日本のKWNスタッフの付き添いのもと、イグアス国立公園で地元のブラジルの中学生と話をしながら環境保全の重要性について学び、地元の中学生や公園の代表の方へのインタビューや世界的に有名なイグアスの滝の撮影を行いました。

2011112506.jpg


ページの先頭へ

パナソニック・ホーム パナソニック企業情報 > CSR・環境 > 企業市民活動 >  パナソニック企業市民活動ブログ > 2011年11月 アーカイブ