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パナソニック企業市民活動ブログ

パナソニックグループの企業市民活動、世界各地の事業場や社員の社会貢献活動リポートをご紹介します。

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【インドネシア】ソーラーランタン社員ボランティア特派員を派遣

パナソニックは、新興国・途上国の社会生活の改善と向上に貢献するため、無電化の地域に10万台のソーラーランタンを届ける活動「ソーラーランタン10万台プロジェクト」を行っています。

2016年3月、インドネシアの東ヌサ・トゥンガラ州の診療所へ寄贈したランタンは、社員寄付によるもので、今回選考によって選ばれたボランティア社員2名がランタンの活用状況をレポートするため、2017年1月3日〜7日現地を訪問しました。

訪問先の一つであるヘルスクリニックでは、保健師の方より、持ち運びもできるソーラーランタンは日が
落ちてからのケガや出産などの急患や動けない人の往診などに便利で役立っているなど伺いました。
社員の寄付が、現地で確かに人々の役に立つあかりを灯していることなど確認できました。

日本:社員プロボノチームが「NPO法人 こえとことばとこころの部屋(ココルーム)」に最終提案を実施

20161218 タイトル.jpgプロボノとは、「公共善のために」を意味するラテン語「Pro Bono Publico」を語源とする言葉で、"社会的・公共的な目的のために、職業上のスキルや専門的知識を活かしたボランティア活動"を意味します。今回のプロジェクトには社員4名がボランティアで参加し、ココルームが運営する「ゲストハウスとカフェと庭」の稼働率アップに向けたマーケティング調査に挑みました。

ココルームは、"日雇い労働者のまち"といわれる西成区釜ヶ崎にて、アートと社会の関わりを探り、人と人、人と地域、人と社会をつなぎ、表現を媒介に自律的な生き方を進める社会に貢献することをミッションに活動を展開しています。

20161218 ココルームでの記念写真.jpgココルームの代表で詩人でもある上田さんは、2003年に大阪・新世界で、人や社会と関わり、アートや表現、学びの場となるカフェ「ココルーム」をオープンしました。2004年にNPO法人化し、2008年に現在の場所に移転。日雇い労働者や生活保護受給者が多い街で、地域住民の男性を"おじさん"と親しみを込めて呼び交流を深めてきました。しかし極度の高齢化に加え、阿倍野再開発の影響を受けて周辺環境が激変したことにより、カフェに訪れる人の数が減少してしまいます。
そこで、規模の拡大を決意し、今年に入り四季折々の花が咲き誇る庭を整え、4月にゲストハウスをオープンし、地域住民や旅行客が交流できる「ゲストハウスとカフェと庭 ココルーム」として走り始めました。

20161218 活動雰囲気.jpg今回のプロジェクトでは約4ヶ月をかけて、釜ヶ崎を知ってもらう機会を増やすこととアート活動の資金源を確保するために、「ゲストハウスとカフェと庭」の稼働率アップに向けたマーケティング調査のサポートを行いました。

ココルームの意義や価値を体感するために何度も現地を訪問し、宿泊状況の分析や団体スタッフへのヒアリング等を通して、ココルームの課題を整理し、その課題克服のための提案をしました。

今回の最終提案では、ゲストハウスの予約状況がスタッフ間で適時共有でき
20161218 報告風景.jpgないことや電話などでのお客様とのやり取りがスムーズでなくお客様を失うリスクがあるという課題に対して、「予約システムの見直し」と「スタッフの作業の効率化」を中心にプロジェクトを進めています。そして市場のweb系のシステムについての特徴を整理したうえで、費用感や実用性、ココルームのスタッフにとっての使いやすさ、持続可能性を考慮して最終提案を行いました。

今日の最終提案に対するフィードバックを団体から受けて、団体に最終成果物を納品し本プロジェクトが終了します。

◆プロジェクトに参加した社員の声◆

20161218 意見交換.jpg・様々な素晴らしい人達との出合いは貴重な経験となりました。今回は扱う問題が大きく、何度も暗礁に乗り上げ苦労しましたが最終報告までたどり着きホッとしています。この経験は本業にもプラスになりそうです。

・プロボノに参加して、資金調達や従業員不足、周りの環境の変化など、当初は思いもしない課題が次から次へと発生したが、NPOの職員とぶっちゃけた話をしながら解決策を考えていくことが、とても興味深かった。仕事とのバランスが難しい部分もあったが、今後も何かしらの形で地域と接点を持ち続けたい。

・「お悩みを解決する」という初めての体験で、寄り添いながら課題を解決することの難しさを感じた。自分でも社会のために活動ができるという自信につながったが、もっと自分に能力があればと思うところも。

・短い間でしたが、経営とか環境変化のスピード感を感じました。プロボノはひと段落ですがココルームと我々の関係は続くので引き続きがんばっていきましょう!
いろいろとありがとうございました。

<関連情報>
▼パナソニックのプロボノプログラム
▼イベントレポート:プロボノ1DAYチャレンジ OSAKA 2016
▼事例レポート:ファミリーハウスへの事業計画立案支援
▼事例レポート:気候ネットワークへの事業計画立案支援

日本:社員プロボノチームが「箕面市国際交流協会」に事業計画の中間提案を実施

20161217 タイトル.jpg社員がスキルを活かして、チームを組んでNPO等の事業展開力の強化を応援する「Panasonic NPOサポート プロボノ プログラム」。
2016年度は、プロジェクト期間を1DAY、短期(3~4ヶ月)、長期(半年)と多様化させ、NPO5団体を応援しています。長期プロボノでは、大阪の「箕面市国際交流協会」に事業計画を応援するプロジェクトに社員6名が取り組み、12月17日(土)に「箕面市国際交流協会」のスタッフの皆さんに中間提案を行いました。

20161217 発表風景.jpg箕面市には91ヶ国から来た2,452人(2016年7月末時点)の外国人市民が暮らしています。さらに、外国出身の父母や祖父母を持つ「外国にルーツを持つ人」を含めるともっと多くの人が暮らしていることになります。また留学や仕事のために海外で暮らした経験を持つ人も多く住んでいます。

公益財団法人箕面市国際交流協会(MAFGA)は、1992年に箕面市の出資により設立されており、地域の特性を生かしながら、地域の国際化を促進する事業や国際交流事業をボランティアの皆さんと協力しあいながら行ってきました。
2013年には世界中の文化に触れ、国籍や世代を問わず、多様な市民が出会い、共に学びあえる拠点として「箕面市立多文化交流センター」が開館し、その指定管理を箕面市国際交流協会が請け負っています。

20161217 コムカフェ.jpgここでは、世界の家庭料理を味わえるコミュニティカフェ「comm cafe(コムカフェ)」なども運営しています。
地域で暮らす外国人市民の社会参加を促進するとともに互いの文化を理解しあう場であるコム・カフェには、文化、言語、宗教、ジェンダー、世代が異なる19カ国30名のシェフと、日本人を中心としたボランティア、カフェ運営を担当する外国人当事者グループなど多様なステークホルダーが関わっています。将来的にはカフェ運営を自立させていきたいという目標もあり、今後どのように事業を進めていけばよいかの事業計画についてプロボノチームが応援しています。

20161217 団体メンバー.jpg中間提案には箕面市国際交流協会からも理事長を含め7名が参加しました。
この日は「comm cafe(コムカフェ)」に関わる多様なステークホルダーへのヒアリング結果や収支状況、「comm cafe(コムカフェ)」の魅力や可能性、課題やリスク等についてプロボノチームが客観的にまとめたデータを団体の皆さんと共有し、今後の方向性についての意見交換を行いました。

プロボノチームはこの後、中間提案の意見交換をもとに「comm cafe(コム・カフェ)」の将来像を描き、持続的に運営できるよう、最終提案に向けて取り組みます。

<関連情報>
▼パナソニックのプロボノプログラム

▼イベントレポート:プロボノ1DAYチャレンジ OSAKA 2016

▼事例レポート:ファミリーハウスへの事業計画立案支援


▼事例レポート:気候ネットワークへの事業計画立案支援


日本:ケニアの貧困層の課題を学ぶ、3ヶ月間の新興国ワークショップがスタートしました

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 昨年12月18日(日)、オープンイノベーションハブ「Wonder LAB Osaka」に有志社員11名が集い、パナソニックイノベーションワークショップ(PIWS)第10期がスタートしました。

 今期は、「ケニアのBOPの課題」をテーマに取り上げました。BOPは、Base Of Pyramidの略で、貧困層のことを指します。この層の課題を知り、その課題解決につながる当社のビジネスアイデアの検討を、3ヶ月間のワークショップを通じて行います。事業戦略上もアフリカに注目が集まる中、社員のアフリカへの関心は高く、技術・商品企画・SEなど、さまざまな職種の社員が集まりました。

 はじめに、所属も職種もバラバラで緊張気味の参加者は、自己紹介と簡単なゲームでアイスブレイクを行いました。

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 少しほぐれたところで、今回も全体のコーディネートとファシリテーションをしてくださるNPO法人クロスフィールズ副代表の松島さんから、社会課題を自分ごととして捉える大切さについてご講義いただきました。続けて、参加者それぞれのものの見方や価値観などに気づくためのワークも行いました。

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 つづいて、本日のメイン、講師の坂田泉さんによるご講義です。坂田さんは、ケニアの農工大学で建築教育に従事された後、一般社団法人OSAジャパンを設立され、現在はケニアと日本を往復されながら、日本企業の技術や商品アイデアをケニアで事業にするお仕事をされています。

 坂田さんは、新興国の課題解決のための事業を起こすには、すでに最終的な「かたち」になっている商品やサービスなどをどのように届けるか考えるのではなく、誰と一緒に誰に届けるのかを考えることが大切だ、という講義をしてくださいました。現場で、その人たちの使い方、考え方、やり方など、「かた」を知りそこから考えることが重要だそうです。

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また、お話や写真、動画を通じて、ケニアの住環境・トイレ事情など、建築家ならではの視点も交えて詳しくご紹介いただきました。ケニアへの渡航経験のある参加者もない参加者も、ケニアのイメージをつかむことができました。

 続いて、アフリカ駐在のご経験をお持ちの原田悠子さん(クロスフィールズ)のファシリテーションで、ワークを行いました。まず、坂田さんのご講義を通じて学んだ課題の中から、個人で印象に残ったものを取り上げ、なぜそれを選んだのかを考えます。そして、その課題に着目した理由をグループのメンバーに説明しました。ここでも大切にしたのは、各自の価値観。バックグラウンドが違えば、当然気になる課題も異なり、そのことを人に説明することで、課題をより自分ごととして捉えていくからです。原田さん.JPG

そしてブレスト形式で、各自が取り上げた課題を深掘りし、解決のアイデアを出しました。

 たとえば、「女性や子どもたちが安心して使えるトイレがない」という課題に対して、「資金がない」という課題にとどまらず、「女性の地位が低く、発言力が制限されているのでは?」「文化的に、排泄にまつわることがタブー視されているのでは?」など、より深く検討しました。そして、たくさんの仮説に対する解決策として、「押し付けではない自発的な教育や啓発活動の推進」、「小額でも使用料を徴収し、オーナーシップを高める」など、いろいろなアイデアを出していきました。

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 今後、グループワークから抽出したアイデアを元に、各自で調査を進め、2月11日(土)の第2回では、ブラッシュアップされたアイデアの発表と投票を行い、継続検討するものを選定します。

 この日初対面だったメンバーも、さまざまなワークを通じて一体感を持ち、好調なスタートとなりました。今後、坂田さんのご指導とクロスフィールズのファシリテーションを通じて、当社の新しい社会課題解決型事業のタネが生まれることを目指して、意欲あふれる11名が3ヶ月間を駆け抜けます!最終レポートをお楽しみに・・・!!

【参考リンク】

新興国の社会課題を学び、その解決につながるビジネスアイデアを考えるワークショップ(PIWS)
新興国のNGOの課題を、専門性を活かして解決するボランティア(PIVoT)
新興国・途上国の社会課題解決

日本:タイの健康問題を学ぶ、一日完結の新興国ワークショップを開催しました

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 昨年12月17日(土)、当社オープンイノベーションハブ「Wonder LAB Osaka」で、パナソニックイノベーションワークショップ(PIWS)1day第3期を開催しました。

 「タイの健康問題」をテーマに取り上げた今回のワークショップには、さまざまな事業部から14名の社員が集まりました。そして、急激な経済成長を遂げた東南アジアの新興国のひとつであるタイの、ヘルスケアにまつわる現状と課題を学び、当社の事業機会やビジネスアイデアを考えました。

 前回のベトナムワークショップに引き続き、コーディネーターは、NPO法人ミラツクにお願いしています。

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 まず、職種も所属も異なるメンバーが、数名一組で自己紹介を行います。普段の仕事では関わることのない人たち同士が、ネットワークを広げます。

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 続いて、この日のために来日してくださった、Sunit Shrestaさんに、タイのヘルスケアに関する状況をご講義いただきました。Sunitさんは、2001年にタイ・バンコクに設立された社会起業家育成の草分け的な機関であるChange Fusionの創設者で、タイにおける社会起業家の成長を通じたクリエイティブで持続的な社会の変化に対して、特に社会起業家への投資と、タイやアジアにおけるより良い生態系の構築に焦点を置いて取り組んでおられます。

 アジア各国を比較した場合、タイは、もう感染症が死因にはなり得ないほど、社会が発展していることがわかります。一方で、先進国で大きな課題となっている高齢化やメンタル疾患などが増加しているようです。また、都市部と地方、収入などの格差が大きく、適切な医療にアクセスできない人々も多いのです。

 Sunitさんは、事業の事例もいくつかご紹介くださいました。Change Fusionの投資先である社会的企業のひとつは、体の部位をクリックすると、可能性のある病気がわかるアプリを開発し、遠隔地であっても、病院に頼らずに自分の健康状態を把握できるようなアプリを開発しました。また、別の企業は、家畜や野生動物の死亡や病気に関するデータを収集できるアプリを開発し、鳥インフルエンザのような感染症などの異常発生をいち早く見つけることに貢献しています。

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 次に、ミラツクでヘルスケア領域を担当されている島村実希さんから、ヘルスケア分野での事業開発のポイントをご講義いただきました。

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 まず、ヘルスケア事業においては、ターゲットの年齢や「健康」に対する意識や意欲の有無によって、異なるアプローチが必要であること。そして、「健康意識」は何かのきっかけがあって生まれるということと、その意欲が継続し生活習慣にまで定着するためには、いろいろな手立てが必要であることをご説明いただきました。また、そのしかけをビジネスにした携帯ゲームやイベントなどの事例、また、他社の健康促進の取り組みなどもご紹介いただきました。

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 モデルディスカッションでは、新興国での福祉やヘルスケアの事業立ち上げに携わってこられた一般社団法人「re:terra」の渡辺さやかさんにもご参加いただき、2つの講義の質疑応答を中心に、それぞれの観点から新興国や国内のヘルスケアの現状をお話いただきました。

 以上の情報を元に、最後は、当社の新規事業を考えるグループワークを行いました。参加者で数名のグループを作り、15字以内で表現できる事業コンセプトと、その解決に活用できる当社のリソースを考え、マトリクスを作ります。そして、マトリクスを埋めるようにさまざまなアイデアを出していきました。

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【発表された事業アイデア】
  ①持病の気付きと健康をサポート
  ②こころの余裕をつくるサービス
  ③10代の妊娠とHIVの感染を防ぐ

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 今回も、さまざまな職種・事業部の社員と交流しながら、タイの現状を学び、フレームワーク等を使って新規事業を考える、充実した1日となりました。

【参加者の感想より(抜粋)】

 ・ 業務外で新規事業を考えられるよい経験になった。
 ・ 新規事業を考える際に留意すべきことを、実践を通じて身に付けられた。
 ・ どのように社会に貢献するかということを、実際の仕事を通じて、パナソニックとして、という観点で深く考えられた。
   また、フレームワークもロジカルでわかりやすく、よい学びになった。
 ・ カンパニー・事業部を超えた人とのつながりができた。普段知ることの難しい現場の声が聞けてよかった。

【参考リンク】

新興国の社会課題を学び、その解決につながるビジネスアイデアを考えるワークショップ(PIWS)
新興国のNGOの課題を、専門性を活かして解決するボランティア(PIVoT)
新興国・途上国の社会課題解決


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