New Education Expo 2018 大阪 講演会開催

学び支援

2018.07.12

1_教育プログラムロゴ.png        2_教育プログラムロゴ.png3_オリンピックとパラリンピックを題材とした教育ワークショップの様子.png        

パナソニックでは、2020年東京大会に向け、学校での実施が加速されると考えられているオリンピックおよびパラリンピック教育の動向を見据え、2015年に「オリンピックとパラリンピックを題材とした教育プログラム」を独自開発し、中学・高校への提供を開始しました。

今回は、6月15日(金)に開催されたNEW EDUCATION EXPO 2018 大阪会場で
パナソニックが実施した「フューチャークラスルーム®ライブ2018 オリンピックとパラリンピックを題材とした教育ワークショップ」の様子をご紹介いたします。


《概  要》
New Education Expo 2018 OSAKAフューチャークラスルーム®ライブ2018 
オリンピックとパラリンピックを題材とした教育ワークショップ

体験プログラム:プログラム③「テクノロジー&イノベーション」
日    時: 6月15日(金) 16:00~17:00
実 践 者 : 「オリンピックとパラリンピックを題材とした教育プログラム」運営事務局
参 加 者 : 教員および教育関係者15名
会    場 : 大阪府大阪市中央区大手前1-7-31 OMM(大阪マーチャンダイズ・マート)


■New Education Expo でのプログラム体験実施

New Education Expoは、2018年で23年目を迎える教育関係者のためのセミナーと展示会のイベントで、明日の授業やこれからの学校運営に役立つ情報を、全国から来場する教員、教育関係者に提供する場となっています。

今回、会場で多数開催されるセミナーの一つとして、「オリンピックとパラリンピックを題材とした教育プログラム」の体験セミナー開催の機会をいただきました。内田洋行が提案する未来型教室「フューチャークラスルーム®ライブ2018」(アクティブラーニングやタブレットを使ったグループ学習を体験できる特設ステージでの開催)として、「プログラム③テクノロジー&イノベーション」を参加者のみなさまに体験いただきました。その内容をご紹介いたします。

■「オリンピックとパラリンピックを題材とした教育プログラム」について

冒頭に、本プログラムの考え方や実践した生徒、教員のインタビューを含んだ「プログラム紹介映像」を見ていただき、本プログラムの趣旨を理解いただきました。

本プログラムは「オリンピック・パラリンピック」を題材として、子どもたちに「21世紀型能力」を育成するための教育プログラムです。現在、プログラム①「大会の意義とそれを支える人々」、プログラム②「多様性と国際理解」、プログラム③「テクノロジー&イノベーション」、プログラム④「多様性と共生社会」の4つのプログラムを提供しています。それぞれのテーマは「オリンピック・パラリンピック」だけでなく、「社会課題」を考えることに通じるもので、全国の学校の様々な教育活動で活用いただいています。

     4_プログラム紹介映像視聴の様子1.png 5_プログラム紹介映像視聴の様子2.png                    

■プログラム③「テクノロジー&イノベーション」の体験

プログラム③「テクノロジー&イノベーション」は、技術と社会の発展をテーマに、技術が社会の課題を解決するために進化し、社会の発展に貢献していることを「オリンピック・パラリンピック」という題材を通して学びます。

まずは、1964東京大会に着目し、当時の社会課題を確認させ、それに対応した技術の進化が社会をどのように発展させてきたのかをワークを通して見ていきます。具体的に過去から現在までのオリンピック・パラリンピックで、映像技術がどのように進化してきたか、映像教材で確認いただきました。

     7_東京1964大会における技術進化による社会発展の例.png 6_映像教材視聴の様子.png

■企画書アイデアワーク 「2020年の社会にあるとよい技術」を考える

本プログラムのメインワークは、「未来の社会にあるとよい技術を考える」をテーマとした、グループ協働での企画書の作成です。先に学んだ1964大会での技術の進化と社会の発展を参考に、2020年の東京大会で大勢の海外の人を日本に迎えるにあたって、具体的に「駅」「宿泊施設」「街中」「スタジアム」「レストラン」にそれぞれあると良いと思う技術を考えます。

2020年にあるとよい技術について個人で考えたあと、グループで意見交換をしながら一つのアイデアに絞り、企画書にまとめていただきました。

       

■ICTを活用したグループアイデアの発表

各グループでまとめた企画書をタブレット端末で撮影「フーチャ-クラスルーム®」の壁一面のスクリーンにプロジェクターで投影し、発表を行いました。その際、この企画書を模造紙サイズで印刷して壁に貼り、成果物をプレゼンテーションにそのまま使用するなどの、実際に学校で行われている事例もいくつか紹介しました。

発表では、海外の方が不便に感じる「言語」や「移動」に着目して、電車の乗り換えなどを「→」で案内してくれるARを活用したアプリケーション、目的地までのガイドや言語翻訳まで、幅広く視覚情報でサポートしてくれるメガネ式ARデバイスなど、様々なアイデアを伺うことができました。

     10_アイデアを発表する参加者1.jpg  11_アイデアを発表する参加者2.jpg

本プログラムは中高生対象ですが、今回のセミナーでは中学校、高校だけではなく、小学校の教員にも参加いただいたことで、様々な立場、視点での活発な意見交換をしていただくことができました。短い時間ではありましたが、プログラム体験に参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。

本ブログでは、これからも当社の「オリンピックとパラリンピックを題材とした教育プログラム」をご活用いただいた学校の、様々な実践事例を紹介していきます。

<関連サイト>

パナソニックのオリンピックとパラリンピックに関する教育支援

http://www.panasonic.com/jp/corporate/sustainability/citizenship/child/education.html

動画でわかる「教育プログラム」概要

http://channel.panasonic.com/jp/contents/17959/

パナソニックの企業市民活動

http://www.panasonic.com/jp/corporate/sustainability/citizenship.html

パナソニックセンター東京の「オリンピックやパラリンピックに関するイベント情報」

http://panasonic.co.jp/center/tokyo/event/all/index.html#alc